読書
本の帯とか表紙の折り返しに書かれたこの作品についての文には「大人のおとぎ話」と言う言葉が書いてあります。 赤いモレスキンの女 (新潮クレスト・ブックス) 作者:アントワーヌ・ローラン 新潮社 Amazon これはミステリーとかいうジャンルのものではありま…
ぼくは逢坂剛の作品を1つしか読んでませんでした。 もうタイトルも覚えてないその作品は、もしかすると読んでから30年ほどたっているでしょうか。現代を舞台にした作品でした。 とにかく、すごく面白かったのだけは覚えてます。 不勉強で逢坂剛という作家に…
まだ未定なのですが、そのうちこのブログのタイトルを変更しようかなと密かに考えています。 できればブログの雰囲気も変えて、文体もちょっと変えてみようかな、と。 実際どうなるのかは、ちょっと時間かけますけども。 で、ブログタイトル変更等を行う前に…
本を読むのが遅くなったのと、あれやこれやと気が散るのと、ちゃんと内容を把握しかねてもう一度ゆっくり読み直したりしているので、アガサ・クリスティの「メソポタミアの殺人」を、今日ようやく読み終わりました。 メソポタミヤの殺人〔新訳版〕 (ハヤカワ…
ずずずっと、一応最後まで読み終えました。 安倍晋三 回顧録 作者:安倍晋三,橋本五郎,尾山宏 中央公論新社 Amazon 日テレのニュースショーというかワイドショーで政治絡みの話をする橋本五郎さんっておじいちゃんがいるでしょう。 この人、読売新聞の人です…
ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンスてのは、ジミヘンのトリオグループの名前ですね。 映像的には、ステージでジミヘンが足を広げて膝立ちになって、股間あたりに持ったボトルを絞ってオイルを床に置いたギターにピュッとかけてから火をつけるって超有名な…
今度はノートなんかとらなかったけど、やはり読むのに時間がかかってしまいました。 毎日少しずつ読んでいったのです。 長い一日 作者:滝口 悠生 講談社 Amazon この前、同じ作家、滝口悠生さんの「水平線」を読みましたが、続けてこっちも読んでしまいまし…
ぼくは年寄りのくせに朝が遅くて、朝ドラやモーニングショーなどを見ながら朝食を食べてトイレに行って、それから一時間くらい自己流というかネットで見かけたものを組み合わせた体操をして、家内と買い物に出かけ、ちょっとグダグダしてから遅い昼食(これが…
ぼくの父母は、もう亡くなっています。 大した財産が残されたわけでもありませんが、銀行の預金や不動産の相続の手続きは、それぞれが亡くなったときにやりました。 その相続手続きのために、亡くなった父や母の戸籍謄本を役所から取ってきたり送ってもらっ…
世の中、明日の日本vsイタリアのWBCの野球の試合で騒いでいますね。 ぼくは、それより昨日いためた貴景勝のひざが心配です。 そういう心配を雲のない青空に流して、図書館に行ってきました。 今まで借りていた3冊の返却期限が今日なんです。 新たに4冊借りて…
名探偵ポアロ・シリーズの10作目として書かれた、1935年の作品です。 ヘイスティングズは登場しないので、三人称で書かれています。 雲をつかむ死〔新訳版〕 (クリスティー文庫) 作者:クリスティー,アガサ 早川書房 Amazon パリからロンドンに向かう飛行機の…
昨日、「伊達騒動の真相」という本を読むと書きました。 実際読んでました。 しかし。ちょっとした休憩時に、一緒に図書館から借りてきた「カーテン」を開いてみたら、最後まで一気に読んでしまったのです。 ぼくは以前から。この「カーテン」を読んでみよう…
子供の頃出来上がったイメージてのは、何から由来してるのかわからないのですが、特定の事象の名前を聞いただけで頭の中にしっかりと再現されてしまうのです。 その変なイメージがへばり付いているのが「伊達騒動」。 ぼくは、この言葉を聞くと、口に忍術の…
クリスティーのポアロシリーズの長編を全部読んでみようと思った時に、「アクロイド殺し」「青列車の秘密」「オリエント急行の殺人」「ナイルに死す」は今回読まないことに決めてました。 「青列車」と「オリエント急行」は、読んだ記憶が明確で、「ナイル」…
予約した本が、もう準備できたので取りに来てよと図書館はメールで知らせてくれます。 とても助かるのですが、時々、「あれ、こんな本なんで予約したんだろ?」と、不思議に思うことがあるんです。 だいたい、その本、そのタイトルをどこで知ったのか? よそ…
ちょっと変な本読みました。 明智卿死体検分 作者:小森 収 東京創元社 Amazon この本、「明智卿死体検分」という短い長編?って変な言い方ですねーーー著者のあとがきでは、原稿用紙300枚弱と書かれていますーーーと、「天正十年六月一日の陰陽師たち」とい…
シャイタナって変な人物がいます。 いやあ、小説の登場人物なんですけどね。 彼のルックスの描写を読むと、ぼくが思い浮かべてしまったのは、有名な画家のダリ。 ちょっと悪魔的。 でも彼、お金持ちで、素晴らしいパーティーを開くって評判なんです。 そんで…
1933年の作品です。ポアロ物の7作目。あの有名な「オリエント急行殺人事件」の直前作です。 エッジウェア卿の死 (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,福島 正美 早川書房 Amazon どんな作品か、裏表紙の紹介を。正確な引用ではありませんけど。 自…
アガサ・クリスティ以前には、シャーロック・ホームズのコナン・ドイル、その前のエドガー・アラン・ポーをはじめ、数多の優れたミステリー作家がいたのはよくわかっています。 それでもね、ぼくはアガサ・クリスティの作品達の中に、彼女の後に書かれたミス…
1932年に書かれた作品。 アガサ・クリスティ作のポアロシリーズ6作目。 邪悪の家 (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,真崎 義博 早川書房 Amazon 名探偵エルキュール・ポアロの出てくる作品を書かれた順に読んでいこうと考えたのです。 しかしな…
1923年に書かれたポアロ・シリーズ第2作・・・だと思います。 書かれた順に読んでみようかなと思ったんです、アガサ・クリスティのポアロ。 ゴルフ場殺人事件 ポアロシリーズ (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,田村 義進 早川書房 Amazon これ…
166回直木賞受賞作てのは伊達ではありません。ものすごく面白かったのです。 塞王の楯 (集英社文芸単行本) 作者:今村翔吾 集英社 Amazon 滋賀県ですか、近江に穴太(あのう)というところがあり、石積みの技能集団がおりました。 穴太衆(あのうしゅう)と呼…
図書館に随分前に予約してて、もう忘れていた本が借りれました。 夜に星を放つ (文春e-book) 作者:窪 美澄 文藝春秋 Amazon 実は、なぜこの本を予約したのかも覚えていません。 どなたかのブログで知ったのか、新聞の書評か何かで知ったのか、それすらも覚え…
ヘイスティング大尉と言えば、エルキュール・ポアロ。 シャーロック・ホームズとワトソン医師みたいなものです。 ぼくは中学生の時にアガサ・クリスティーの作品を全部読んだ・・・つもりでした。 しかし、すでに過去読んだ本の内容を忘れてしまっているのか…
ぼくが、桜木紫乃さんの濃密な妄想「ブルース」を読んだのは、4年も前のことでした。 ブログって、便利ですね。 曖昧になっている自分の読書の履歴を、こうやって検索できるのですから。 釧路の貧民街で生まれた影山博人という6本指の男は、多くの女性を魅了…
ぼくは子供の頃から本を読むのが好きでした。 姉がいて、そのせいで家にいろいろ本があったのも一因だったと思います。何もしなくても、読む本があるのは楽です。 姉は5歳上だったので、それなりの本があったし、文学全集なんてのが流行っていたのか、少年少…
上下巻並べると、大きく書かれたタイトルが見えるので、写真撮ってみました。 とりあえず、この作品のタイトルは、やはりあの、ももいろクローバーZ というグループの名前にインスパイアされているのでしょうか。 一応説明しておきますが、ももいろクローバ…
2022年て今年ですね。6月30日発行の本です。 ロシアの星 作者:アンヌ=マリー・ルヴォル 集英社 Amazon なんで、この本を読んだかと言うと、図書館の入り口近くに、最近入ってきた本を置いてある棚があって、ぼくは図書館に行った時に、まずその棚を見るんで…
別に高級な食事で無くても、その時に食べたいなと思う料理があって、それを夕食に食べる予定になっていたのに、なんかの都合で別のものを食べることになり、例えそれが当初の予定のものよりもご馳走だったりしても、なんとなく納得しきれない気分が残るって…
福井県の敦賀気比は、ベスト8には進めず、姿を消しました。 最終回の守備で2アウトからリリーフに出てきたピッチャーは、地区大会でも投げたことが無いとアナウンサーは言ってましたが、マウンドに立つ表情は、とても嬉しそうで、思わず応援してしまいました…