テヘランという都市は、イランの首都ですけども、高度が高く気圧の関係でちょっと眠りにくかったような気がします。でも、あれは時差のせいだったのでしょうか、よくわからないまま45年ほど経っています。
イラン革命からわずかに数年という時期でした。イラン・イラク戦争の真っ最中。
空港には長い銃を両手で握った兵士たちが歩き回っていて、緊張感がありました。
ぼくの荷物に入れた予備の単三電池をじっと見つめて「これは何だ?」と入国審査の係官が訊いたのが珍しくて覚えてます。
電池くらい知ってるだろうに。
銃弾だよと言ってやろうかと思いましたが、周りの雰囲気では洒落にならないような気がして「電池だよ」と答えると、「おお、電池ね」とアホみたいな会話で通してもらいました。
革命で王様はいなくなってました。
王様は国の近代化に取り組み、テヘランの街のいい場所の多くが寺の所有地だったので、それらを召し上げて首都の都市計画に手をつけようとしたのです。
これに寺が反発し、信者である国民を焚き付けて革命を起こしたわけです。
革命と言っても、民衆主体のものではなく、王家と寺の対立なんです。
革命の結果、勝利者である寺が実権を握り、坊さんが政治リーダーとなりました。
あの当時は、アヤトラ・ホメイニという坊主が国のトップになったのを覚えてらっしゃる方も多いと思います。
やっぱり坊さんが政治を握るってのは良くないなとぼくは思います。
ヒズボラって言うテロ組織も、首領は坊さんだったんですね。
どうなんだろう、それ。
今朝、朝食食べながらたくさんのミサイルが飛んでいる画像を見ました。
やることが短絡的ですね。
別にイスラエルと戦争になっても構わないんでしょ。
坊さん危険。
これから先、どうなっていくのか、いきなり核ミサイルってこともあるかも知れないし、危険がいっぱいの世界情勢です。
怖いです。
さて、世界平和を念じつつ昨日観始めた「極悪女王」を最後まで観ました。
ダンプ松本の物語。
クラッシュギャルズの二人を演じた唐田えりかと剛力彩芽の、それぞれの事情によって追い詰められたような状況の女優二人のやる気に拍手です。
特に長与千種を演じた唐田えりかが良くて、先日子供ができて結婚した東出昌大の悪口を言いながら観てました。
あ、実は我々夫婦は東出昌大も応援しています。
それからビューティーペアのジャッキー佐藤を演じたあの女優も素晴らしいと思いました。
全日本女子プロレスの社長を演じた村上淳(虹郎の父ちゃん)、その弟役の斎藤工も役柄が似合いすぎてました。
調べたら、このドラマ9月の中頃から公開されたんですね。
これを観るためだけにNetflixに1ヶ月だけ入会するのもありです。もちろん「地面師たち」も「忍びの家」も、その他の多くのドラマも観れますし。
お勧めします。
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