70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

読書

「あじフライを有楽町で」って、タイトルが好きです。「肉まんを新大阪で」は読んで無いのですがたぶん551かな。

中国の時代劇ミステリーは、出演者が男も女もみんなシュッとしていて、頭が小さくて首が長く八頭身の人ばかりなので見ていても現実感が薄いと家内は言って、途中で見るのをやめてしまいました。 うまいことシュッとしてない人も出演する韓国ドラマを見つけて…

「1947」長浦 京 作 これは大した作品です

最近のぼくにしては、早く読んじゃった作品です。 それくらい面白かった。 今年、2024年1月に発行された本です。 1947 作者:長浦 京 光文社 Amazon タイトルは、西暦の年。 1947年です。 戦後ですね。進駐軍がいた頃。ぼくは生まれてません。 表紙は、その頃…

「アウトサイダー」スティーヴン・キング作 面白いです。

例によって、上下二巻、横に並べれば一つの絵になる表紙です。 アウトサイダー 上 (文春文庫) 作者:スティーヴン・キング 文藝春秋 Amazon アウトサイダー 下 (文春文庫) 作者:スティーヴン・キング 文藝春秋 Amazon 他の作家なら、2,3行で済ませてしまうよ…

「ファラオの密室」てのは第22回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作

不思議にあれほど「読書スピードが遅くなったのは歳のせいだ」と嘆いていたぼくは、結構なスピードでこの本を読み終えたのです。 ファラオの密室 作者:白川尚史 宝島社 Amazon 子供の頃、ぼくは小説本のページ全体をパッと見て、そのページを読み飛ばすか、…

「成瀬は天下を取りにいく」読んじゃった

爺さんだから読むのに時間かかると言いながら、ささっと最後まで読んでしまいました。 成瀬は天下を取りにいく 「成瀬」シリーズ 作者:宮島未奈 新潮社 Amazon 表紙を開くまで知らなかったのですが、これは短編集でした。 ありがとう西武大津店 膳所(ぜぜ)…

予約した本を図書館から借りてきた

以前、図書館で予約していた本がようやく借りれるようになったらしく「準備が整いました」というメールが来たんです。 それも二日続けて。 もちろん、それぞれ違う本で、予約申し込みも違う日にしたのですけども、待っている人の具合で一日違いの連絡になっ…

「任務の終わり」スティーヴン・キング ホッジス3部作の最終話。強烈に面白いです。「ファインダーズ・キーパーズ」読んで辛かった人、是非この作品を読んで下さい。

偉大な作家スティーブン・キングは、やはり強烈にすごいのです。というか上手。というか、やはり粘着質。面白い話を作るためのしつこさが素晴らしい。 任務の終わり 上 (文春文庫) 作者:スティーヴン・キング 文藝春秋 Amazon 任務の終わり 下 (文春文庫) 作…

「室町無頼」読了。面白かった。

両親を亡くし、この世でたった一人となった少年が、六尺棒を振り回して襲ってくるものを叩きのめす。 こういう少年の話、どこかで読みました。 そう、冲方丁の「剣樹抄」です。あっちは江戸時代、こっちの「室町無頼」は室町時代。 ま、両方とも面白いのです…

「室町無頼」を読んでいる途中

来年の一月に封切りされる予定の映画の予告編みたいなのがYouTubeに上がっていて、それを見て、ああ早く観たいなと思いました。 「室町無頼」って映画です。 応仁の乱の直前、「この男から戦国時代が始まった」なんて決め台詞が動画の最後に出てきています。…

スティーヴン・キング「ファインダーズ・キーパーズ」 やっと読了

キングは「ホッジス3部作」と呼ばれるミステリーを書いてまして、ぼくはそれを順番に読んでます。 1作目は「ミスター・メルセデス」 2作目が「ファインダーズ・キーパーズ」なんです。 「ファインダーズ・キーパーズ」は読むのに随分時間がかかりました。…

「ミスター・メルセデス」の下巻読了。やはりスティーブン・キングです。

上巻を読んだ時点で、この作品に関することをブログに書いたのは正解でした。 だって、下巻を読み終えると、もう言えることは、こんなことしかありません。 すっごく面白い。 読むのを止められない。 やっぱスティーブン・キングはすげえ。 はい、上巻も良い…

「ミスター・メルセデス」を書いたのは、ジェフリー・ディーヴァーじゃなくてスティーヴン・キングです

この前から図書館で借りてきて読んでいる本。 ミスター・メルセデス 上 (文春文庫) 作者:スティーヴン・キング 文藝春秋 Amazon これ、タイトルが切れてますよね、表紙。 でも、安心してください。上下巻を並べると、ちゃんとタイトルが出てきます。絵も繋が…

今年の本屋大賞受賞で、気になっていた本のタイトルがはっきりわかりました

前から本屋に行く都度に、いわゆる平積みになっている本の中に、その表紙のイラストへの違和感で気になっている本がありました。 表紙イラストのせいで、果たして自分が読んでも良いものだろうかという迷いを感じるのです。 なんか野球のユニフォームみたい…

「シャーロック・ホームズの凱旋」森見登美彦 作  探偵は寺町通211Bにいる・・・って書くと誤解されるかも

これ、読む前に受けた印象って、皆さんどうなんでしょうか。 シャーロック・ホームズの凱旋 作者:森見登美彦 中央公論新社 Amazon これは今年2024年1月に出た本です。 全く読んで無い状態で、どんなイメージを持ってましたでしょうか? 皆さん。 ぼくはシャ…

「パッキパキ北京」綿矢りさ 読みました

綿矢りさの作品を読んだのは今回が初めてなんです。 「綿矢りささん」と書くと、画面上に「さ」が二つ並んで読みにくい気がするので、申し訳ありせんが敬称略と言うことで、ひとつ、ご理解の程を。 ぼくは知ってましたよ、前からずっと、綿矢りさ。 一緒に芥…

「変な家」

何冊か図書館に予約をしてました。 どれもこれも待っている人が多い本です。 当面、すぐには読めないだろうと安心して、さらに予約を増やすということをしてました。 しかし、自分の番になる時ってのは、予約時期にずれがあっても、不思議に何冊か重なったり…

「熔果」ってどういう意味? 黒川博行はやはり面白い

「熔果」は「ようか」と読みます。 「熔」は金属を溶かす(熔かす)ということです。「果」は? 結果とか? 持ってる辞書を引いても、ネットで調べても、熟語としては載ってませんでした。 ま、この作品、白昼堂々起こった100キロ5億円の金塊強奪事件で強奪…

「ラーメンカレー」滝口悠生

途中で放り出しましたけど、数日後再開で読了しました。 ラーメンカレー 作者:滝口 悠生 文藝春秋 Amazon これね、連作の短編集、なのかな。 仁と茜夫婦が、結婚式に出席するためにロンドンに行きました。 仁の高校時代の同級生のけり子がジョナサンというス…

図書館もセルフレジと言うかセルフ貸出

図書館に行ってきました。 実は、この前借りた本は全く読んでません。読まないような気がしたんだけど、もしかすると読むかもしれないと思って借りてきた本なのですけども、やはり予感は当たりました。 まだ返却日まで2日あるのですけども、さっさと返そうと…

福井市の図書館のコンピュータシステムの入替が終了しました

福井市の図書館は、現在、藤島高校の前にある福井市図書館は工事中ですが、他にも みどり、桜木、清水、美山の4つの図書館は稼働中で、その他、臨時の田原町ミニ図書館と移動図書館があります。 で、今月の始め8日までは、これらの図書館もコンピュータシス…

ブログは日常を綴ったものが一番面白いと思うんですよ、ぼくは

借りてきてほとんど表紙を開かなかった量子力学の本4冊、途中まで読んでなるほどと納得しながら後はネットで技の解説動画を探せばいいやとなった柔道の教科書2冊、面白いんだけど途中まで読んで満足してしまった1話が短いエッセイ集2冊を、本日図書館に返却…

「ドミノ in 上海」恩田陸 作。読了。

最近、快調に本が読めています。 で、恩田陸さんの「ドミノin 上海」てのを、1日で読んでしまったのです。 ドミノin上海 (角川文庫) 作者:恩田 陸 KADOKAWA Amazon この作品の前に「ドミノ」という作品があるようですが、ぼくはそれは読んでないのです。 同…

百鬼園事件帖 三上延 作 「ビブリア古書店」の作者ですね

この本は、どなたかのブログで知りました。ただ、どちらのブログだったのか思い出せません。心当たりところで本のタイトルで検索したのですが、ぼくの探し方が悪いのか、見つかっておりません。 ま、とりあえず読了しましたので、そのブログへの感謝と共に、…

「八月の御所グラウンド」万城目学

ここんとこ、図書館で本を借りて、期限が来て、全部読まないまま返却するてのを繰り返してました。 ああ、歳をとったら本も読めなくなるのか、なんて変な方向に考えが行ったり。 しかし、久々に読了しました。それも読み始めて2日間での読了。 万城目学作「…

火星シリーズって知ってます? エドガー・ライス・バローズって人が書いたSF冒険小説、スペースオペラだけど

ぼくが中学生だったっけか、高校生だったっけか、記憶があやふやなのですが、一時期「火星シリーズ」てのにハマった時期がありました。他に「金星シリーズ」とか「ペルシダーシリーズ」とかもありましたが。 火星のプリンセス (創元SF文庫) 作者:エドガー…

蒸し暑い中、読み始めた本を図書館に返しに行く、貴乃花の結婚話を聞いた木曜日

確か返却期限は月末だったなと思っていた図書館で借りた本。 今朝iPhoneのメモを確認したら、期限は25日、もう過ぎてました。 華に影 令嬢は帝都に謎を追う (双葉文庫) 作者:永井 紗耶子 双葉社 Amazon どこかの読書ブログで紹介されてて、面白そうだなと思…

人生の中のある一日

ぼくは「アラビアの夜の種族」という本が読みたくなったんです。ネットを彷徨っているうちにこの小説のことを知りました。 で、図書館に行きました。事前に、その本が図書館のどのあたりの棚にあるかも調べてます。その日は、この本が借り出されていないこと…

「熱帯」 森見登美彦 作。 世界の中心には謎がある

変な本を読みました。 「熱帯」という小説があるのです。書いたのは佐山尚一という男。 ただ、この本を最後まで読んだ人間はいないのです。 不思議なことに、ある程度まで読み進めると、その本が無くなり読めなくなるのです。 そういう幻の本をめぐる大いな…

「赤いモレスキンの女」アントワーヌ・ローラン作

本の帯とか表紙の折り返しに書かれたこの作品についての文には「大人のおとぎ話」と言う言葉が書いてあります。 赤いモレスキンの女 (新潮クレスト・ブックス) 作者:アントワーヌ・ローラン 新潮社 Amazon これはミステリーとかいうジャンルのものではありま…

「闇の平蔵」逢坂剛

ぼくは逢坂剛の作品を1つしか読んでませんでした。 もうタイトルも覚えてないその作品は、もしかすると読んでから30年ほどたっているでしょうか。現代を舞台にした作品でした。 とにかく、すごく面白かったのだけは覚えてます。 不勉強で逢坂剛という作家に…