図書館に随分前に予約してて、もう忘れていた本が借りれました。
実は、なぜこの本を予約したのかも覚えていません。
どなたかのブログで知ったのか、新聞の書評か何かで知ったのか、それすらも覚えていません。
iPhoneかiPadがそばにあれば、その場で予約できてしまう手軽さと、その本が人気あるいは評判のために予約時から実際に手許に来るまでの日数がすごくかかったのが原因です。
帯を見たら、167回直木賞受賞作とあるので、きっとそのせいですね。
そう言えば、同じ時期に「塞王の盾」の準備ができましたと図書館からメールが来てました。受け取りの期限に日数がまだあるので、そっちはまだ引き取りに行ってませんけど。
読みました。短編集です。
女の人です。この人の作品は初めてでした。
面白いです。
でも、最初の2作あたりで読むのをやめようと思いました。
それでも、止まらなくて最後まで読みました。
ぼくの心的に、辛いというか悲しいみたいな気持ちになってしまいました。
面白いのですよ。
でも、苦手なのかもしれません。1作目「真夜中のアボカド」、2番目の「銀紙色のアンタレス」読んだ時にそう思いました。面白いけど苦手。
3番目の「真珠星スピカ」は、そんなに苦手ではありません。
4番目の「湿りの星」5番目の「星の隨に」は、辛かった。悲しくなって。
でも、全部面白いんですよ。
ただ、作者の想定する読者層に、ぼくが入っていないだけです。