70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

ドフトエフスキーを青空文庫で。「罪と罰」

ぼくは子供の頃から本を読むのが好きでした。

姉がいて、そのせいで家にいろいろ本があったのも一因だったと思います。何もしなくても、読む本があるのは楽です。

姉は5歳上だったので、それなりの本があったし、文学全集なんてのが流行っていたのか、少年少女世界文学全集なんて子供向けのがあったし、大人向けの世界文学全集や日本文学全集もあり、その他、文庫本も転がっていましたから。

 

ロシア文学てのもありました。

トルストイとか、有名どころ。

しかしながら、ぼくは「罪と罰」を読んだことがありません。

だって、ドフトエフスキーって作者の名前が、重くて暗い感じがするし、罪と罰という作品名も、やはり重く暗い印象でしょ。

そのせいで「カラマーゾフの兄弟」という作品も、家にあるのに手に取らなかったのです。

 

そして、家にあった日本文学全集も手に取らなかったですね。

太宰治なんて、随分歳取ってから、青空文庫のおかげて読み出し、暗い印象を抱いていたのは間違いだったと気がつくていたらく。

思わずニタリと笑ってしまう、流行作家という呼び方が似合う作家だと後になってから気付かされたのです。

 

で、「罪と罰」、急に読んでみようかと思いました。

図書館に行けば必ずあるでしょう。しかし、ハードカバーを手にすると読みたくなくなるかも。

で、青空文庫

あるかな?

ありました。

iPhoneで読めば、重くは無い、あ、物理的に。そして気も楽です。

ダウンロードしました。

 

青空文庫ありがとう。