この前から図書館で借りてきて読んでいる本。
これ、タイトルが切れてますよね、表紙。
でも、安心してください。上下巻を並べると、ちゃんとタイトルが出てきます。絵も繋がってるんですよ。
ぼくは、今日上巻を読み終えました。
下巻に突入するところです。
上下巻読み終わったら、紹介文を書こうと思っているのですが、ネタバレに気を使うとすると下巻を読み終わった時点では、ちょっと辛そうな気がします。
と言うことで、上巻を読み終わった時点で「ネタバレ無し」のブログを書いておいた方が、気分的に良さそうな気がします。
これね、情報無しで読むと(そんなことあり得ないですが)、作者が誰かちょっと迷うかもしれません。
ただ、キングが「真っ向勝負のミステリー」を書いていると言う意味ではありません。
ぼくは、なんとなくジェフリー・ディーヴァーっぽいなと感じてます。上巻を読み終えた今のところ。
おそらく、下巻を読み終えても、そう言う気分のままなんじゃないかな。
上手だし、面白いし。
探偵役の主人公がいて、犯人が始めの方から登場して、主人公およびその周りの存在を狙う。しかし、主人公の方が一枚上で最後には犯人を捕まえる、あるいはやっつけてしまう。
そんな感じのストーリー。
かっこいい訳でもない主人公に、素敵な恋人も登場したりして。
ジェフリー・ディーヴァーの書くリンカーン・ライム シリーズの作品を思い出したりしているんです。
ひょっともすると、この作品、ある程度そういう感じも意識的に狙ってるのかも。
だって最初から三部作として考えているようなので、この後に続く二作がどんな感じの作品になるのか知りませんけど、三作全体で一つの作品みたいな考え方をしてるんでしょ。
第一作目は導入部として、そういう感じを出しているのかもしれないなって。
三作読むと、スティーヴン・キングなんだなあと納得するんじゃないかなって、そんな想像を勝手にしているところです。
昔、かなり昔にキングは何作か読んで、「この人すごい」って気がついた時点で、そっと静かに後退りして、ぼくは逃げました。
基本的に近づかないようにしてたのですが。
この三部作読んだら、続けてもう一作読むつもりなんです。
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