「特捜部Q」というシリーズをご存知でしょうか。
北欧ミステリーって暗くて地味な割に面白くって人気があります。
スウェーデンの「ドラゴンタトゥーの女」の破壊力のおかげもあるのかもしれません。
で、このデンマークの「特捜部Q」シリーズも、不思議に面白くて、ぼくは小説は読んで無いのですが、映画の方はすでに4作観ています。
ちなみに小説は、その時の精神状態のせいか、読み始めたのですが鬱陶しいので途中で放り出してしまいました。
主人公はじめ主な登場人物が、みなさん精神的な問題を抱えてたりするシリーズなんです。
先日、prime Videoで、「特捜部 知り過ぎたマルコ」てのを見つけたのです。
あ、これあとで観ようと楽しみにしてたのです。
さて、WBCもめでたく終了し、大相撲春場所は見てはいるけどつまらないという状況の昨日、こいつを観はじめたのです。
冒頭、知らないおっさんが若い男を追い詰め、その逃げていた男がビルから飛び降りて死んでしまうというシーンから始まります。
一転、子供が列車に乗っていて、デンマークとの国境で、逃亡を図り、警察に捕まります。
さて、冒頭出てきたおっさんは犯罪者のような顔なのですが、警察官のようです。
追いかけた犯人に自殺されるというショックがあったので、6週間の休暇を取らされていましたが、2週間目で職場復帰を願出ます。
ぼくは、このシリーズを4つ観てきてますので、いつになったら孤独で偏屈な主人公カール・マークが、相棒のイスラム系移民のアサドと共に登場するのか、ジリジリしながら待ってたのです。
ところが、休暇途中で職場復帰を希望したおっさんは、カールとかマークとか呼ばれてます。
あれ?
で、そのおっさんが自分の職場に行くのですけど、そこにはイスラム系の男がニット帽をかぶって座ってます。
その男は、アサドなんて呼ばれてます。
部屋の様子は、今までよりも明るくなっているけど特捜部Qという感じ。
ちょっと待って。
しばらく観てない間に主演俳優が老けたのでしょうか?
アサドの身長が縮んだのは、なにか悪い病気のせいなのでしょうか?
ぼくの観る気が、さーっと引いていきました。
ネットで調べたら、この作品から制作会社も俳優陣も変わったらしい。
これはこれで良いのでしょうけれど、前のに慣れてしまったので、観る気になれないのは、ぼくの個人的な問題にすぎません。
とりあえず、テレビを切ってYouTubeを見ることにしました。