70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

ゴジラ -1.0 を観て思ったこと

ゴジラ -1.0」てのは、ご存知と思いますが敗戦前後の時代を舞台にしています。

で、ゴジラ以外の主役は神木隆之介で、彼と一緒に暮らす女性がNHK朝ドラ「らんまん」夫婦の相方浜辺美波

これ、どうしてそう言う組み合わせにしたのか?

やっぱり敗戦後の闇市で出会ってしまうこの二人を見ると、素直に「らんまん」を連想して、どこの子かわからない赤ちゃんを抱いている知らない女だけど、きっとこの二人は一緒に暮らすんだろうなって、観てる方が勝手に思い込んじゃうので余計な説明とかしなくても良いから楽だと、作り手側が当て込んだからなんでしょうか。

 

飛んだんだけど機体の不調か何かで、整備士たちの部隊のいる島に不時着した特攻隊の生き残りの神木隆之介

で、その不時着用の島をゴジラが襲うんです。南洋なんです、そこ。ゴジラは海からやってきました。

この時点では、まだゴジラビキニ環礁でのアメリカの核実験の放射能を浴びてないから、普通の恐竜サイズでした。

そんでもゴジラはバリ強く、島にいた兵隊さんたちは、隊長の青木崇高神木隆之介を除いて全員死にました。

青木と神木は、他の島の引き上げ兵たちと共に船に乗って日本に帰ってきます。

 

そして、ビキニ環礁での核実験で放射能を浴びて巨大化し強烈に強くなったゴジラが日本を襲うのです。敗戦直後の日本を。

もちろん、その時点でマッカーサー進駐軍は日本にいます。でもソ連との関係上、この状況ではアメリカ軍は戦闘行為を控えた方が良いので、日本はお前ら日本人で勝手に守れよと言われてしまいます。

この辺り、日米安保だけど、米軍関係者の家族は国外に逃げるし、兵隊も国外に移動するから、あとは日本人頑張れよと言われそうな雰囲気も感じさせる現状と、それでも一途にバイデンさんの命令を「わん」と言いながら尻尾振って実行しようとする岸田さんへの当て擦りだなと思わないでおきましょう。

 

ま、それでね、ぼくが一番感じたことは「神木隆之介やるじゃん」てこと。

彼ね、敗戦直後の日本で、東京湾に残っている機雷撤去処理の仕事に就くんです。命懸けだから払いが良いんです。

そんで通勤用というか個人の移動用にバイクを手に入れます。

たぶん陸王ってやつです。

神木隆之介って小さいですよね。貧弱と言うと失礼だけど、そういう感じの体だし。

でも、彼が陸王にまたがっている姿が、なんか様になっているんです。

ちゃんと男らしく見えちゃう。

おそらく姿勢の工夫とか、そういうのでそう見せているんでしょうね。

俳優なんだなあ。

 

でね、顔つきも「らんまん」と全く違う。

死ねなかった特攻隊員て感じの顔つき。

一生懸命でした。

 

それと浜辺美波って変な女優ですね。

このゴジラ映画では、あんまり綺麗だと思わなかったんです。NHKの朝ドラ半年やると、大概皆さん器量が落ちるしね。

でも、なんか彼女は母性的なものがあるんですね。

暗いものを抱えている特攻隊生き残りの神木隆之介の相手役には良かったんじゃないかなと思いました。

 

その辺りに感心しながら、隣の変なおばさんが安藤サクラだったりとか、佐々木蔵之介吉岡秀隆がいつもの感じでいるし、山田裕貴も出ていたりとか、それからゴジラが銀座を襲撃している時に、見上げている人々の中に有名俳優がエキストラのように混じってたりしてたような気がしたりで、はっきり言って申し訳ないけど「シンゴジラ」の倍以上面白いです。

時代設定のおかげなのかな? 

 

まだご覧になってなかったら、そしてもしAmazonのプライム会員だったら、ご覧になると良いんじゃないかと思いました。

 

 

 

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