70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

日本はヤバイと切実に感じさせてくれる今の政治が教えてくれていること

想像してみてください。

もし、みんなのことを考えることができ、優れた能力があり、本人に魅力があり、素晴らしい政治家になれる人がいるとします。

彼が、自分の能力に気づき、周りからも勧められて政治家を目指すとしましょう。

 

小選挙区とは言え、選挙区は広いです。

自分の選挙区を自転車で回り、辻説法を行って歩くとして、彼が当選を勝ち取る事はできるのか、あるいは当選するとして、どれだけの時間が必要なのでしょうか?

 

当然、選挙を手伝ってくれる人たちが必要になります。

そんな素晴らしい人ならば、いくらでもボランティアがいるでしょう・・・って思う?

どんなに彼を評価していても、その人達には自分の生活もありますし、自分のプライベートな時間も必要です。

自然に無条件にボランティアが当選できるまで支えてくれるって、現実にそう思いますか?

 

ここで支えてくれる組織が必要になります。

共産党とか、労働組合とか、宗教団体とか、ヤクザとかそういうのに頼るのが一番楽ですね。

選挙スタッフ、ウグイス嬢、等、必要ですもんね。

でも、そういうのに頼ると、後でいろいろお役に立つ必要ができそうです。

 

じゃあ、よそに頼らずに、日当払ってやればいいじゃない。

幸い、支援者というかタニマチみたいな人でお金をたくさん出してくれる人がいたり、あるいは党本部からどんと資金がもらえたりして。

でも、社会常識的な日当って、選挙の特に許される金額よりもだいぶ高いみたいです。

以前、広島の方でウグイス嬢に、許される金額の倍を払ったって人がいましたけど、あのニュース聞いた時に、高い日当は選挙違反でダメだって言うけど、そのくらいの金額、一般的には当たり前じゃないの、と思ったことがありました。

 

ま、要するに政治家でない人が選挙で当選して議員になるためには、なんらかの組織に頼るか、なんらかの金づるを手に入れて、どんとお金を使うしか無いような気がします。

あるいは、家業として政治家をしていて、親から子への相続として地盤、看板、カバンを引き継ぐかです。

 

嘘みたいなきれいごとだけで選挙や政治を考える訳にはいかないみたいです。

せめて自分に金があれば選挙を戦えるようにしてやらないと、結局国会は、特定組織の連中か、世襲議員ばかりになります。

そして、現実にそうなっています。

ま、芸能人、ユーチューバー、なんらか発言手段のある有名人なんかは別ですけど、そう言う人たちが政治家として望ましいのかどうかはわかりませんけどね。

 

ルール直せばいいのに。

でも、そうする過程で組織が後ろについている野党とか、マスコミとかに袋叩きになるのは見えてますね。

 

自分の家が代々している家業や会社経営を、そういうのに乗ると楽だなと思って継ぐパターンてのもあります。

政治家の世襲も、そういうことあるでしょうね。

適当なことをして、特に目立つわけでも無い人が、いろんなはずみで総理大臣になることもあります。

そういう例を見ると、世襲議員は、どうも・・・

 

でも、特定組織がバックについている連中も困りますね。

選挙制度を考え直さないと日本の政治はやばいと思うのですが。

きれいごとだけしか言わずにいるのはダメじゃ無いかな。

 

 

 

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