インドの狂える虎、タイガー・ジェット・シンと言えば、アントニオ猪木が新日本プロレスを坂口征二とともに立ち上げて、まだスター外人選手を呼べない時代に、外人選手のエースとして活躍してくれたプロレスラーです。
サーベルを咥えて興奮状態で会場に登場してました。
アントニオ猪木は、この無名だったインド人のプロレスラーを売り出すために、新宿事件てのを用意したとぼくは思っています。
当時夫婦であったアントニオ猪木と倍賞美津子夫妻が新宿に買い物に行った時に、すでに来日していたタイガー・ジェット・シンが、新宿の街中で猪木夫妻を襲ったのです。
これは絶対に猪木が考えたアングル(演出芝居)だと思いましたが、この事件のおかげでシンは一気に有名になりました。
猪木がスタン・ハンセンをスターに作り上げるまで、タイガー・ジェット・シンが新日本の外人選手のエースを務めてくれました。
後にジャイアント馬場の全日本プロレスに引き抜かれて行きましたが、忘れられないプロレスラーでした。
そのタイガー・ジェット・シンが、今回の春の叙勲の外人枠で旭日双光賞を授与されたのです。良かったですね。
驚きましたが、過去にデストロイヤーやミル・マスカラスといったプロレスラーも授与されているんですって。
今はカナダに住み、慈善団体を運営し、東日本震災の時に家を失った福島の子供達に義援金を贈ったこともあるそうです。
なんか嬉しいニュースです。
あ、ついでと言っちゃあ何ですが、福井のバスケットボールチームの福井ブローウィンズが、B2リーグに昇格しました。
ぼくはバスケットボールは全然観ないのですけども、めでたいことです。
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