相撲中継が終わってから、今日の結びの一番の動画を、何度も何度も何度も見直して喜んでいます。
ぼくは照ノ富士を応援してますが、錦木が好きなんです。
あの腹から腰にかけての一体感のある太さ、短い足、まるで石臼のような、農耕用の牛のような錦木は、腰が重いんです。
さすがの照ノ富士も、両腕をかんぬきに極めて、さあ押すぞと普段よりも一層の力を入れなければならなかったのです。その時、ゆっくりと荷物を放り投げるように錦木が体をひねり、照ノ富士は土俵の隅に転がり、塩の枡を払い落としながら尻餅をついてました。
ああ、やられた、って感じの表情でしたが、照ノ富士の顔は少し笑っているように見えました。
金星です。
なんでも5年ぶり、2回目の金星だそうです。
取り組みが終わり、引き上げる時の歩きっぷり。背中から嬉しさが発散してましたね。
そして、あのうれしそうなインタビュー。
ああ、良いものを見ました、今日は。
両大関が休場の名古屋場所ですが、新入幕3人と大関取りの関脇3人のおかげで結構興奮して楽しんでいます。
そんでもって錦木の金星が、あああ、なんとも言えねえ。