旅行先などで、女子トイレがものすごく混雑していて、おばさま方のグループが堂々と男子トイレに雪崩れ込みビックリしちゃったんだけど、「あのう、ここ男子トイレですよ」と声をかけたら深く後悔するようなことになるだろうなと、男子トイレにいる男どもは瞬時に理解し、男子トイレの中のおばさま方の存在を見て見ぬふりをしたことがありました。
逆のケースだと、男性はとんでもない目に遭わされます。
なかなかトイレの男女区分けというのは奥深いものがあるんです。
昨日、トランスジェンダーの経産省職員に対する役所内の女子トイレの使用制限を違法だとする最高裁判決が出ました。
最高裁までもつれ込んで、その職員も役所も大変でしたね。
この判決は、このケースに対する判決であって、公共施設のトイレなどを想定したものでは無いと強調され、そうした問題は改めて議論されるべきだという説明をわざわざつけて、裁判官も気を遣ってます。
20年以上前から女性として生きてきた原告は、男性器を切り取る手術こそ受けていませんが、女性ホルモンの投与を行い、職場の許可を受けて女装して勤務してたそうですね。
でも、勤務フロアからずいぶん離れた場所にあるトイレの使用しか認めてもらえなかったから、不服を訴えてたのです。
確かにトイレが遠すぎるのは困ります。
女性の姿で男子トイレを使用するのは、お互いに困るでしょうから、女性トイレを普通に使わせろよということなんでしょう。
経産省も、どうしてもトイレを分けたかったのなら、勤務フロアに専用のトイレを一つ作っておけばよかったのにというのが、ぼく個人の感想です。
お前一人の事情だし、面倒臭いから我慢しろよというのが、経産省の上司の考えなんでしょうけど、それはアカンね。
だから、LGBTはLGBTなんだけど、そういうことじゃ無くてもアカンということなんじゃ無いでしょか。
でも、この判決をめぐって、女性が守られないとか、わざわざ裁判官が「一般的な話じゃないから」と断っているにも関わらず、強引に一般的な話に落とし込んで騒いでいるのがネット上で目についたりしてるの見ると、マイナカードの自主返還や新型コロナワクチンを射つと死ぬとか、あの類のと同じような気がして、ああ、最近そういうふうなんだと思うと、ちょっと嫌な感じ。
てなことを昨日書こうかなと思ったのですが、気分も良くないし、照ノ富士の体も心配なので、嫌になって何も書かなかったのでした。
でも、心配だった照ノ富士は、あっさり休場したし、今テレビ観てたら新十両の川副改め輝鵬のインタビューしてて、見てるうちに気分が良くなってきたので、書いちゃったのです、今日。