久々の暖かい晴れ間。カモものんびりしています。
今日は、佐佳枝廼社って神社の紹介します。
神社は通常上の写真のように道路と同じレベルに存在します。ちなみに上は神明神社です。
佐佳枝廼社、あるいは佐佳枝廼之宮さんも、ぼくが子供の頃は道路と同じレベルに存在していました。
今は、このように地上1階部分を駐車場にして、地上2階にお宮さんが乗っかっています。
ちなみに、駐車場は、地下にも2、3階分存在しています。
写真の陸橋は道路を挟んだ中央公園からお宮さんにむかって掛かっています。
実は、以前はお宮さんはもう少し後ろ(北側)にありました。
ある時、このお宮さんがあった場所にホテルを建てることとなり、お宮さんは前の方(南側)に移動されました。
現在、お宮さんがある場所は、昔は仲見世があった場所です。
お宮さんに向かって一本南北の道が通り、そこに東西に交わる細い道があったように思います。
この仲見世の細い通りに駄菓子屋があって、ぼくはそこで賞品のピストルを狙ってクジを引いたり、店の奥の鉄板でオバちゃんが焼いてくれる具が無いお好み焼きを食べたりしてました。
その他は、ぼくら子供には縁のない飲み屋とかがあったように思います。
この仲見世のエリアの東側は、自動車が通れる程度の南北の道があり、その東側は市役所だったのです。
市役所との間の南北の道には、飲食店がありました。
市役所の職員相手の店で、昼に役所に出前に行ったりするのです。
こういう店でかき氷なんか食べたりしました。
一軒、みんなが美味しいというラーメン屋があって、仲見世が無くなると聞いた時に、「ああ、あのラーメンが無くなる」と少し残念に思いましたが、新しくできたホテルの中に店が移動しました。この移動した後の店のラーメンを食べたことはありません。
その他の店達は、再開発とともにどこかに行ってしまった、と言うか、無くなりました。
そんな昔のことを思い出しながら、公園から陸橋を渡り、佐佳枝廼社に侵入します。
本殿の後ろ側から横を通って参道に出ることになります。
はい、左近の桜、右近の橘です。
正面からお参りすると、道路から石階段を登って本殿に到達します。
本殿の後ろの建物が、昔の本殿跡にできたホテルです。
佐佳枝廼社とは
絵馬に三つ葉葵が描かれているとおり、ここは徳川さん、松平さんを祀っています。
東照宮権現(徳川家康)を祀ったことに始まり、そして、初代藩主松平秀康、福井藩16代藩主松平慶永(春嶽)もお祀りしてます。
要するに殿様の神社。
当然、下々はこの神社の氏子ではありません。
まあ、街の真ん中にある神社なので、子供の頃はここと、うちが氏子の神明神社に初詣に行きました。