福井では、平日午後三時から昔の2時間サスペンスを再放送しています。
例の、チャッチャッチャーという火曜サスペンスだけでは無く、かなりいろんなのがあるのです。
昔、亡くなった母親が楽しみにしていたやつ。
一日2食の我が家では、四時頃から夕食が始まるのですが、たいがいそのお供に、この2時間ドラマ再放送を観ています。
開始から観られるとは限らないし、ずっと画面を注目しているわけではないのですが、割合楽しめるのです。
所轄刑事シリーズ
この前までは、「所轄刑事」シリーズ(これ10作ほどあります)が流されていました。
船越栄一郎は、お茶の水署の生活安全課の係長で、なんと緑色の革ベストと同じ素材のジャケットを黒いTシャツの上に着ているのです。
そして、さらに恐ろしいことに、季節によっては、その上に、同じ素材のコートを着ています。
このファッションだけでも強烈です。
で、生活安全課ですから、殺人事件とは関係ないのですが、担当に邪魔にされながら捜査を進め、なんと最後はこの生活安全課係長が事件を解決するのです。
不思議なことに、けっこうちゃんと作っているような気がするシリーズなのですが、最後のエンドロールというか、出演者の紹介のところに、「原作 逢阪剛」と出ます。
なるほど、それならね。しっかり出来ていて当たり前だ。
刑事 鳴沢了の坂口憲二の歩き方を見て、坂口征二を思ったのです
これ、フジテレビのドラマ、シリーズの2作目「偽りの聖母」って副題がついたのを観たのです。
配役につられました。
主演が坂口憲二。
ああ、彼が元気だった頃のドラマ。
その他、けっこう知った顔ばかりで、なかなか豪華です。
いつ頃の作品でしょうか。
いつも、坂口憲二を見ると、お父さんの坂口征二を思い出すのは、ぼくが古いプロレスファンだからですね。
ラストシーンで、坂口憲二が新潟を離れるのですが、駅の中を一人で歩いていく様は、なかなか抑えた力強さを感じさせる歩き方でした。
坂口憲二は、小さな時からお父さんを見て育ってますから、ああいう歩き方を演じられたのでしょう、なんて勝手に考えていました。
ドラマ観終わってから、坂口征二の、日本プロレス時代、アントニオ猪木と組んだ新日本プレロス時代を思い出して懐かしい気持ちになりました。