70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

シンシアって曲あったでしょう

あまり良くない天気の中、夕暮れ時に一人でドライブしながらキリンジを聴いていると、なんか寂しいというか切ないと言うか、とにかくセンチメンタルな気持ちになってしまいます。

 

こういう気持ちはドライブには良くないと、他のアーチストを聴いたり、Podcastを聴いたりしてたのですが、脈絡も無く急に「シンシア」って曲を思い出したのです。

 

 

よしだたくろう & かまやつひろし

こういう名義なんですね。

 

作詞作曲は吉田拓郎、1974年の曲です。

タイトルは、ご存知の通り篠山紀信夫人であるアイドル南沙織の愛称、クリスチャンネーム。

 

この曲、昔から好きでしたが、年取った挙句、リタイアした身には妙に実感がわいてしまうのです。

 

歌詞を引用してみました。

 

なつかしい人や 町をたずねて
汽車を降りてみても
目に写るものは 時の流れだけ
心がくだけて行く

帰って行く場所も無いのなら
行きずりのふれ合いで
なぐさめ合うのもいいさ

シンシア そんな時 シンシア 君の声が
戻っておいでよと 唄ってる

君の部屋のカーテンやカーペットは
色あせてはいないかい

人ごみにかくれて 肩をすぼめて
自分を見つめた時
過ぎ去った夢が くずれ落ちる
長い旅が終わる

夜空は町に落ち
人々が 笑いながら通りすぎる
あの日とおんなじ所を

シンシア そんな時 シンシア 君の声が
戻っておいでよと 唄ってる

君の部屋に僕一人居てもいいかい
朝を待つのがこわいから

シンシア 帰る場所も シンシア 無いのなら
シンシア 君の腕で シンシア 眠りたい

 

冒頭の4行が、とにかく良いです。

これ本当にそうですね。

 

先日、東京に行ったおり、小綺麗に成り果てた我が母校の様子にちょっとショックを受け、そして若かった時に勤めていた辺りは、行ってみようかと事前にGoogleマップストリートビューで覗いてみると、これまた小綺麗になっていて行くのをやめました。

 

ほんと、目に映るものは時の流れだけ、心がくだけていきます。

 

昔の知り合いを見れば、皆さん年をとって。

そういうものなんだと、今頃気がつくのです。

 

大学に行く時から始まり、あれやこれやの長い冒険の旅を終えて、最後に帰る家があったのは幸せです。

 

 

なんてね。センチメンタルジャーニーだね。

 

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はい、いつもながら関係ない写真ですいません

 

ぼくのドライブ中のオーディオ事情  (おまけの説明)

iPhoneBluetoothで車に繋いでamazon musicを鳴らします。

 

前も書きましたが、UQモバイルで節約モード通信にすると、無課金低速ながらストリーミングで音楽を聴くには十分な状態になるのです。

 

まあ、Podcastでおしゃべりを聞いたりもしています。

ドライブ中は武田鉄矢の三枚おろしを聞くことが多いです。

ロードノイズなどで、話は聞き取りにくくなるのですが、発声なのか滑舌なのか彼の話すのはとても聞きやすいのです。内容も面白いですが。