昨日、「ファイティング・ダディ怒りの除雪車」ってノルウェーの映画観たんです。
映画の中の言語が英語ではなく、主演はスェーデン版のドラゴンタトゥーの女の犯人役だったおじさんで、さてこの映画がスェーデンのものなのかノルウェーのものなのか、ぼくは確かではありません。
タイトル、強烈でしょ。
この、「怒りの除雪車」ってあたりがたまりません。
んで、このダディー(父ちゃん)が麻薬ギャングを殺して殺して殺しまくります。
動機は、ヤクの運び屋やってる友達に巻き添えになって殺された息子の敵討ちなんですが。
父ちゃんは除雪車作業の会社やっています。だから「怒りの除雪車」なんでしょうけども、ぼくとしては除雪車で人体を破壊する場面も見たかったような気がします。
殺戮映画なのですが、どことなくほんわりとしたテイストがあります。変に可笑しいんです。
で、ノルウェーの雪原道路の画面と、殺伐のくせに変なユーモアテイストで、家内は「ファーゴ」を思い出したのです。
この映画、ぼくは観ておらず、観たいなと思っていたのですが、家内が観たことがあると言うので観ないでいたのです。
でも、ファーゴ観るということになり、早速プライムビデオで選びました。
どんな映画か、皆さんご存知だと思いますが、ちょっと説明すると、自分が働いている自動車ディーラーの社長でもある男の娘と結婚している営業部長が、ある土地に目を付けます。
ここを貸駐車場にすると儲かるのではないか。
しかし、資金が足らず、嫁の父親に金を借りようとしているのですが、なかなかOKが出ない状況です。
で、仮釈放中の自動車整備工に頼んで、変な二人組を紹介してもらいます。
犯罪者の二人。
その二人に、自分の妻を誘拐してもらい、義父から身代金を出させて、それを誘拐犯と自分で折半して、必要資金を捻出しようとします。
軽く誘拐もどきで儲けようというつもりだったのですが、予期せぬことが次々起こり、この二人の誘拐犯は次々と殺人を犯します。
さて、田舎の警察の、おそらく偉いさんのおばさん警官が登場します。
この人、変なおばさんだけど、鋭いの。
このおばさん警官がすごく良い味。
そして、ついに・・・
確かに、真っ白で何もない、いくら走っても景色が変わらない真っ直ぐの積雪道路、この変にコミカルと言ってもいいのかテイスト、ちょっと2つの映画は似ています。
ま、「ファーゴ」の方がだいぶ相当面白いですが。
もしご覧になってなければ、二本とも観ることをお勧めします。