この記事の続きです。
ということで、名画座でようやく「男と女」を観たのですが、東京中にたくさんあった名画座の、どこで何が上映されているのかという情報は、インタネットも無い時代でしたから、あまりよくわからなかったのです。
でも、ぼくが2年生くらいのころに、本屋に「ぴあ」ってタイトルの薄い雑誌が並ぶようになったのです。
毎号人の顔のイラストが表紙になってました。
これにイベントやコンサート、そして東京中の映画館の上映情報が載っていました。
便利。ライブハウスの予定まで書いてある。
大学の前にある本屋で、この「ぴあ」を立ち読みしてたです。
話は変わりますが、もうタイトルも憶えていないのですが、中国映画、香港映画ですね、で、田舎から香港に出てきた男女がくっついたり離れたりするのを観たことがあります。
雑な言い方ですいません。
女は自分が田舎出身だなんておくびにも出しません。
美容師の仕事をしていて、稼いだ金をせっせと貯めて、株などに投資しています。
男の職業はおぼえてないのですが、田舎者らしく都会で暮らしています。
何かで知り合ったこの二人、ある日男のアパートで一緒に餃子を作ります。
できた餃子を食べるのですが、途中で貪るように食べ出して、そしてセックスになっていきます。
食欲と性欲とリンクさせる表現。
変だけど、なんとなく納得させられるのが不思議なんですが。
この二人は別れることになるのですが、離れてはまた思い出すように女の乗っている車に走り戻ってキスシーン。
この間セリフがなくて、アン・ルイスのデビュー曲「グッバイ・マイ・ラブ」が流れてます。
ふっと、ルルーシュみたいだと思いました。
影響はあるんでしょうね。
女はヤクザの親分の情婦になり、足を洗った親分と二人でニューヨークに移住します。
でも、親分はチンピラに殺されてしまいます。
一人で香港に戻った女は、男に再会したのかどうなのか、もうおぼえてません。
だらだら年寄りの昔話を書いています。
もしかするとProに変更しようかなんて考えている今日この頃ですが、Proじゃ無いからこんなん書いてられるんですね。