せっかくアメリカにいるんだし、せっかく車があるんだし、と言うことで、レベルのクラスが終了して、次のレベルの授業が始まるまでの間の休みを利用して、いろいろな所に旅行しました。
AAA(トリプルA)
車を持った時に、AAA(トリプルA)に加入しました。
これ、日本で言えば、JAFです。
入っていれば、何かと安心ですし、カーナビが無かった時代でしたから、AAAの事務所に行って
「ワシントンDCへ旅行に行こうと思ってます」などと言えば、地図をくれるのです。何種類か。
普通の地図。
スパイラルノートのように綴じられて、目的地までどんどんめくっていけば、ハイウェイ図が確認できるロードマップ。
目的地の市街地図。
そして、その地図広げて、窓口担当の人が、マーカーで通る道を塗っていってくれるのです。
すごいサービスでしょ。
あと、目的地のホテルの一覧や、ガイドブックみたいな本もくれます。
全部タダ。会費で賄われるんです。
ワシントンD.C.経由でデラウェア
デラウェア州のある場所に行く用事がありました。
首都のワシントンからさらに東に行った半島部分です。
ですから、途中ワシントンD.C.を通ります。
何時に出発したのか憶えてませんが、ペンシルバニアを通り、一人で延々と車を走らせ、ワシントンD.C.に入った時は暗くなっていました。
ワシントンD.C.の街は、一方通行になっているところがあり、記憶がおぼろげですが、街の中心地を巻いてグルンと回っている大きな道も一通で、どこで曲がれば良いのかよく分からなくなるし、方向も分からなくなるんです。
訪問が初めての日本人だからという事だけで無いと思います。アメリカ人に聞いても、「ワシントンD.C.の道はトリッキーだ」と言うんです。
つまり、道に迷いました。
暗いし、疲れてました。
どこかに泊まろうと思うのですが、困りました。
ちょうど、スーツを着た黒人男性が、自分の車に乗り込むのが見えたので、その人の所に行って、今どこにいるのか、市街図を広げて聞きました。
ついでに、どこかホテルに行きたいのだがとも聞きました。
その人は、今いるところを地図の上に指差し、教えてくれ、自分の車について来るように言い、ラマダ・インまで案内してくれました。
感謝です。
翌日、ホテルを出て、非常に長い距離を運転して、目的地にたどり着きました。
で、帰りに、再びワシントンD.C.に入ったのですが、また迷いました。
今度は、車を停めてくつろいでいたパトカーを捕まえて、助けてもらいました。
首都の観光もできましたが、どうも苦手な場所になってしまいました。