70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

驚いちゃった、「おおきな森」の分厚さに

今日の新聞の書評欄で、今年の3冊みたいな企画。

で、「おおきな森」って本の表紙が目に付きました。「森」という漢字にさらに「木」が付け加えられてます。

後で、昨日紹介した「バビロンの秘文字」3巻を返却して、予約した本をもらいに図書館に行くのですが、その時に借りてきちゃおうか・・・きっと無理だな。新聞に載った本は、すでに予約が沢山あって、こっちが読めるようになるまで、だいぶ待たなくちゃいけないに決まっている。

 

おおきな森

おおきな森

 

 

一応、ネットで調べると、あれ?図書館にあって借り出し可能。

 

と言うことで、棚の場所を確認して開館時間に図書館に行きました。

しかし、ぼくが棚で見た本は、まるで広辞苑。たまげました。

すごく分厚い。

 

分厚すぎるから、今年出版の、新聞の書評に出てる本なのに、図書館の棚にあったのでしょうか。

 

これは来年の1月17日まで借りられるんだけど、その時にネットから返却の延長ができる状態。

予約無しの状況。

今日、受け取った予約してた本は、次の予約があるので期限延長はできませんから、「おおきな森」は後回しになりますけども。

 

しかし、これだけ分厚くて重いと、読む時手が疲れますね。

「バビロンの秘文字」は3巻もある大長編だけど、一気読みの可能性あります

2016年に出版された作品は、胎動篇、追跡篇、激突篇の3巻にわたる大ヴォリューム、大長編であります。

バビロンの秘文字I - 胎動篇

バビロンの秘文字I - 胎動篇

  • 作者:堂場 瞬一
  • 発売日: 2016/01/22
  • メディア: 単行本
 
バビロンの秘文字III - 激突篇

バビロンの秘文字III - 激突篇

  • 作者:堂場 瞬一
  • 発売日: 2016/03/24
  • メディア: 単行本
 
バビロンの秘文字II - 追跡篇

バビロンの秘文字II - 追跡篇

  • 作者:堂場 瞬一
  • 発売日: 2016/02/24
  • メディア: 単行本
 

今、Amazon調べたら、上下2巻のバージョンもありです、あ、こっちは電子書籍なのか。

 

予備知識が無かったのですが、図書館の書棚にハードカバーで3巻並んで存在を主張していたので、まとめて借りてきました。

読み始めまで、少し日数が経ちましたが、読み出すと基本一日1巻のペースで一気に読んでしまいました。

明日は、今年最後の図書館開館日で、かつ、この本の返却期限でありますので、ちょうどのタイミングで読み終えたのです。

折しも予約しておいた本の準備ができたというメールも来てますので、返却と同時に予約した本を借りてくるという、まさにジャストなタイミング。グッドですねえ。

 

第1巻の胎動篇の帯に書かれた文句を引用してみましょうか。

未解読の<粘土板>と、失踪した恋人

古代の秘密を狙う襲撃者。世界を変える謎を解け。

 

恋人の里香に会いにストックホルムを訪れた戦場カメラマン・鷹見の目前で、恋人の勤務先である国際言語研究所が爆破された。

現場から鬼気迫る様子で走り去った里香に、未解読の<粘土板>を持ち出した疑いがかけられてしまう。

行方を追ううちに、古代アッシリアのシュメル人の末裔と称する、亡国の民ラガーンの存在を知る。

そして鷹見自身にも襲撃者の手が・・・・・・!

古代と現代を繋ぎ、世界を駆けるアクション・ミステリー、ついに開幕!

なんかすごいでしょ。

 

解読困難な楔形文字で書かれた粘土板と失踪した恋人を追い、スェーデンのストックホルムとマルメ、コペンハーゲン、東京、ベルリン、そしてイラクを駆け巡り、国を失い世界中に散っているラガーン人の建国の願いと、古代文字解読の情熱、ラガーンの過激派やCIAとの戦い、血湧き肉躍る大冒険活劇なのであります。

 

ダビンチ・コード」でお馴染みのラングドン教授シリーズもちょっと意識しながらの作品のような気がします。

 

面白いのですが、大傑作とか無茶苦茶面白いとか、今のところ言う気がしないのは、内容が派手すぎるせいなのでしょうか。

事件の勃発とともに姿を消した古代言語学者の恋人を追いかけるという終始一貫したブレない目的が、主人公を突き動かすのですが、割合早くから、その女は忘れてしまった方が良い、もうお前への愛情が一番でも無いかもしれないよと思ってしまうぼくがいて、まあ、その辺の、主人公の行動動機について行けない状況も大きいのですけども。

 

それでも面白いのは確かで、3巻を一気読みさせるだけのものはあったと思います。

古代の楔形文字を使った暗号で書かれた粘土板というアイデアは、なかなかだと思います。その粘土板には、ラガーンの民の国を再建させるための秘密が隠されていたのです。

って、これだけでも面白そうでしょ。

 

年末年始の暇な時に一気読みするにはボリューム的に、良い感じです。

ニュース見て「アホみたい」と思ったこと

初詣

時節柄、密を避けたいということで、初詣を前倒ししている宗教施設があるようですが、コロナ感染が心配なら来年は初詣をしなければ良いのに。

 

年も明けないのに、初詣って、それ、密を避けた上で賽銭収入をできるだけ減らしたくないという寺社仏閣の要求に沿っただけみたいな気がします。

信仰熱心で、どうしても初詣がしたいという家には、神棚とか仏壇とかがあるでしょうから、そこで神仏に礼拝していただけばと。

特に信仰心からで無くて、気分で初詣がしたいだけならば、1回くらい我慢すればと。

寺社仏閣の収入確保が大事だと考える人は少ないと思いますけども。

 

 

 

オリンピック

もう止めようよ。

IOCに金払わなきゃならないのなら、それ中国からもらってちょうだいな。

 

えんぴつで百人一首

昔買った本が、こたつの上に置いてあります。

家内が、見つけて出してきたのでしょう。

 

百人一首の歌が紹介されて、手書きのお手本があって、それをえんぴつでなぞり書きできるようになっているのです。

えんぴつ習字の教材みたいなのですが、歌の解説と、作者の紹介も書かれています。

 

Amazonの商品紹介を載せようと思いましたが、ありませんでした。

英知出版というところから出ています。

先生は鈴木啓水さん。

同じ先生の、同じ企画のものがユーキャンで出ていました。

 

まあ、万葉集に親しむのと、字の練習と、一石二鳥の企画ですね。

 

二首ほど、なぞってみました。

自分のは下手な字です。

 

 

同じようなもので、えんぴつで書く奥の細道ってのがあります。これも持ってました。

たまに良いかもです。

 

月日は百年の過客にして、行きかう年も又旅人なり

 

なんてね

メリクリ

メリークリスマスって、今日言うのか、明日なのか、よくしらないまま、

アーイム ドリーミング オブ ア ホワイトクリスマス

ジャスト ライク ザ ワンス アイ ユースト トゥ ノウ

なんて口ずさんでいる寒い夜です。

 

やはりサンタクロースでしょ、のはずなのですが、テレビつけたら久々に安倍さんの顔を見てしまいました。

安倍さんがサンタなのか。

まあ、ルックス的には菅さんよりこっちかな、なんて、少し酔った頭で思ってしまいました。

 

法的には、これが限界なんてことですが、まあ、「ぼくは知らなかった」と言われたら、それをひっくり返す証拠探してくるのは大変です。

こうなったら国会だ、なんて言ってもねえ。

引っ張ってこれる法律があれだから、もう仕方ないでしょ。

ちゃんと法律作ろうよと、一言も言わなかった野党もダメダメだと思ったメリークリスマス。

「ヒート」って映画、ぼくは全く知らなかったのですが、豪華かつ面白いのでした

Prome Videoを彷徨っていると、これ観ようと思った映画が見つかり、とりあえず「次に観る」に放り込んでおきます。

ま、そこに入れても見ない映画はあって、そういうのは、だいぶ経ってからリストから削除してしまうのです。

実は、だいぶの間、デットストックになっていた映画がありました。

ああ、これは観ないでおこうと削除しかかったのですが、評価は星4つ半。

 

1995年に作られたその作品は、アル・パチーノが出ます。

ファンの方たちには申し訳ありませんが、あの人、ヤクザか刑事の役がほとんど。さすがに一流俳優なので、出ている映画は面白いのですが、あの顔を見るのが嫌なんです。確かにヤクザか刑事にしか見えないあの顔。

で、観ないままリストから削除しようとしましたが、この映画に至るまで3つほど最初だけ観て止めた作品が続きました。

星4つ半なら間違いはありません。

 

と言うことで、観始めました。

冒頭、黙って歩いている俳優を、しばらく観てたら、だいぶ若くて顔が細いけどもロバート・デ・ニーロだとわかりました。そしてヴァル・キルマーも、ああ「マチェーテ」でお馴染みのダニー・トレホ、そして、あれは・・・俳優の名前を思い出せない・・・アンジェリーナ・ジョリーの父ちゃん、そうジョン・ボイド。そしてアル・パチーノ。まだ子供のナタリー・ポートマンもいます。

すごい豪華な配役。

で、この映画、ほぼ3時間の長さです。

はい、「ヒート」観ました。

ヒート (字幕版)

ヒート (字幕版)

  • 発売日: 2017/03/03
  • メディア: Prime Video
 

ヤクザか刑事。この映画ではアル・パチーノは刑事です。

3回目の結婚をしてる、仕事に夢中になって家族を顧みない、あのパチーノの顔に似つかわしい役。奥さんの連れ子はナタリー・ポートマン

 

そして、デ・ニーロは数人の仲間と組んで大きなヤマを狙う強盗。

まずい事になったら、30秒フラットで逃げるためには家族とか恋人とか、そういう邪魔になるものは持たないとほざいています。

ヴァル・キルマーも、ダニー・トレホも、トム・サイズモアも、デ・ニーロの仲間、犯罪者です。

デ・ニーロのモットーに反して、この三人は家族を持っています。

 

初っ端にデ・ニーロたちは、派手な強盗を働きます。

白昼、郵便の自動車を襲い、高額な証券を強奪します。

必要なければ誰も殺さないでおこうと言う計画でしたが、新入りのウィングローという男が警備員を射殺。そうなるとどうしようもないので、全員射殺して、警察が来る前に強盗は逃げました。

気がついてから警察が動き出して、どのくらいの時間で現場に駆けつけるのかを計算して、襲撃ポイントも選んでいました。

デ・ニーロは、頭のいい犯罪者なのです。

 

アル・パチーノは、この強盗団をなんとしても捕まえようと頑張ります。

そして、デ・ニーロも、自分を追っているアル・パチーノを好敵手として知恵を絞るのです。

 

 

さて、家族や恋人などは持たないようにするという主義のデ・ニーロは、ふとしたことで女性と知り合います。

たまらなく寂しい二人同士です。

デ・ニーロは、次に計画している銀行強盗が終わったら、彼女と高跳びをしようと計画します。

もう一人では生きていけないような気がするのです。

 

さて。冒頭彼らが強奪した高額証券の持ち主のヤクザの親分や、誰かれなく殺してしまうので、仲間を外されたウィングローなど、変な奴らが絡んできて、デ・ニーロの銀行襲撃は狂いが生じてきます。

 

賭け事狂いのヴァル・キルマーは、女房に愛想を尽かされそうです。

家族と仲良くしているトム・サイズモアは、警察に正体がバレてしまっています。

刑務所でデ・ニーロと一緒だった黒人の男は、出所して食堂に勤めますが、前科者の悲しさを思い切り味わいます。彼女に励まされて、一生懸命我慢して働いているのですが、自分への差別に爆発しそうになります。そこにデ・ニーロの誘いが来ます。

 

そして、刑事のアル・パチーノも、三人目の奥さんに愛想を尽かされます。しかし、奥さんの連れ子のナタリー・ポートマンは、もうお母さんの旦那が変わるのは嫌なのです。

 

登場人物たちの寂しく悲しい状況と、頭のいい犯罪者とベテラン刑事の勝負。

さあ、結末に向かって、3時間近くの映画が突っ走るのです。

 

とても面白い映画でした。家内はもう一回観るのだと言っています。

 

 

読書ブログはしみじみと

ぼくは、日常を描くブログを読ませていただくのが好きなのですが、読書ブログてのも有り難く読ませていただいています。

自分が次に何を読むのかということの指針になるので、こう言っちゃ申し訳ないのですが、重宝させて頂いてます。

で、いつも感心しているのは、毎日、小説の紹介をしてくださっているブログがあるのです。

この人、どんだけ本を読んでいるのだろうかと、恐れの気持ちとともに感心しているんです。

毎日ですよ。

たぶん、読んで気に入らない本だってあると思うのですが、おそらくそれを超越する読書量で、毎日ちゃんとした記事を書いておられます。

 

 

ぼくは最近めっきり本を読まなくなりました。

体力的なことなのでしょうね。

読み始めても、途中で放り出したりしてます。

 

今読んでいる本は3巻にわたる長さで、章ごとに三人称、一人称が入り乱れ、三人称も視点が違ったりするのですが、スッキリ読めるのが大したものだと感心しながら1巻目を読み終えました。

2巻目に突入します。

これ読み終えられるのか、ちょっと不安ですが、ぼくみたいなのは読書専門のブログはやれないのです。