70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

貴景勝の角番脱出の一番はすごいぜ。先々場所の取組から始まった課題への回答。 そして今日から休場

毎日嘆き悲しみながらも、尊富士と大の里が頑張っているので、喜んでいる複雑な老人相撲ファンでごわす。

嘆き悲しみの原因は、首の具合が悪い貴景勝

場所の出だしは悪くはなかったのですが、日を追うにつれパッとしなくなり、疲れも溜まってくのでしょうね、7勝で足踏みが続きました。

角番なのに。

もう大関を陥落するかもと、ぼくも覚悟を決めてました。

 

ということで昨日迎えた相手は新大関琴ノ若

今、乗ってる力士です。体が大きくて柔らかく、そして強いです。

貴景勝は突き押し専門なのですが、ちょっと通用しません。

 

で、いきなり組みました。珍しい。ああ、ダメだと思いました。

でもね土俵際で、すくい投げに行きそうになり、貴景勝琴ノ若の二人が投げの打ち合い・・・になるんだな、ああこれで貴景勝の負けだと思いました。

気が小さいんです、ぼくは。

ところが、貴景勝は、そのままの体勢でカニ歩きのように横に押しました。

横から押されると弱いんでしょ。

土俵は丸いから、そのまま横に押された琴ノ若は土俵を割りました。

勝った・・・。勝ちました。貴景勝勝ちました。

勝ち越し。角番脱出です。

 

ああ良かった。

嬉しいです。

 

でね、話は長くなりますが、先々場所の九州場所を振り返ってみましょう。

ええ、貴景勝琴ノ若の取り組みです。

ここでも貴景勝はぶつからずにいきなり組みました。

この頃から貴景勝は、琴ノ若には突き押し以外で行こうと考えてたんですね。

しかし、この時は、琴ノ若が上手に貴景勝の後ろに回り、そのまま腰を押して貴景勝を送り出して勝ちました。

この後「どうしてああいう体制になったのか考えている」と貴景勝が言ったというようなことを、どこかのニュースサイトで読みました。

 

「考えている」んです。

先場所は貴景勝は序盤で休場したので、琴ノ若との取り組みはありませんでした。

そして今場所、昨日の一番。

ぼくは、貴景勝が「考えている」結果を見せてくれると、なんとなくそう思ってました。

でも、勝てるとまでは思ってなかったのです。

ごめんなさい、貴景勝。君は考えていて、その結果を見せてくれました。

すごいなと思います。

解説の九重親方が「レベルの違う相撲を見せてもらいたい」と言ったのに呼応するように、見せてくれたじゃないですか。

 

翌日からの二日間は休場してねと、昨日の夕方願った通り、貴景勝は今日から休場です。

これもいいね。

 

 

 

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