最近、「PERFECT DAYS」って映画が話題になってるでしょ。役所広司が東京渋谷のトイレ掃除をする人を演じているやつ。
ヴィム・ベンダーってドイツの監督が作った作品が話題になっていて、ちょっと興味があるんです。で、解説動画みたいのがYouTubeにいくつか上がってますから、一つ観てみたんです。
ヴィム・ベンダーって「パリ・テキサス」の監督なんですね、知らんかった。
あ、あのナスターシャ・キンスキーって女優さん、父ちゃんが怖い顔した俳優のクラウス・キンスキーで、その怖い顔からなんでこんな綺麗な娘ができるの? って言いたくなる人が出てる映画です。
ヴィム・ベンダーがドイツ人だから、やはりドイツ人のキンスキーを使ったってことかな。
全然「PERFECT DAYS」と関係ないことを数十年ぶりに納得したんです。
ま、そのヴィム・ベンダー監督が、小津安二郎の映画のファンなんだって。
ということで、ドイツ人監督がそんなに憧れているのに日本人のぼくが一つも小津安二郎の作品を観てないってのもナンだなと思ったんです。
ということで、アマゾンのPrime video に「東京物語」があったので観たんです。
あのね、教養として映画を観ようてのは間違った考えです。
この作品、尾道に住んでいる笠智衆夫婦が、東京にいる長男家族、長女家族、そして亡くなった次男の奥さんに会いに東京へ旅行するって内容なんです。
子供としては、別に両親が邪魔なわけではないのですが、生活があるでしょ、だから現在の自分達のリズムで両親の相手が上手にできないんです。これ、皆さんもわかるでしょ。
地味な映画です。淡々と綴られる物語。
「年寄りが観なくても良い映画」って家内が言いました。
悪気は無いけど、現実は悲しかったりするんです。
ということで、ぼくは途中で退却しました。
あ、森進一の歌は「とうきょう〜ものがたり〜」って感じでした。
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