この曲「吹けよ風、呼べよ嵐」てのは、はい、アブドゥラ・ザ・ブッチャーの入場曲です。
ピンク・フロイドですねえ。
ブルーザー・ブロディーの入場曲は「移民の歌」。
こっちはツェッペリン。ジミー・ペイジは実は日本人であると、つい思ってしまいますねえ。
ま、そういうことは関係なくて、今日の12日目面白かったですねえ。
ぼくは密かに剣翔の優勝というのもアリかななんて思っていたのです。
だって、高安の腰がヤバそうだったので、優勝戦戦から消えたと思い込んでましたし、3敗勢の一人である剣翔は、あまり強く意識されてないような感じで、こっそり千秋楽まで3敗をキープしている可能性がありますし、肝心の熱海富士は今日の大栄翔戦で負けるような気がした上に明日はきっと貴景勝だろうし、おまけに下手をすると明後日は霧島あたりと相撲して優勝戦戦から消えるかも、なんてね。
そんな想像しながら、やはり優勝しろよと応援する相手は、かわいい熱海富士なんですけどね。
ところが、なんと剣翔があっさり負けました。4敗。
で、腰をいわした高安は、過去の対戦成績とは関係なく、重たい錦木に負けてしまうと思い込んでいたら、勝っちゃった。腰、大丈夫かもで、3敗キープ。
そして予想通り熱海富士は大栄翔に破れて2敗。
それを土俵下からじっくり眺めていた貴景勝は、琴の若を当たり前のように破って3敗のまま。
明日の貴景勝の相手は熱海富士。
ということで、はてさて優勝の行方はどうなるんだ?
でもって、北勝富士は阿武咲との一番で、お互いに「あれれ、立ち会い不成立かな?」という雰囲気の中で、いち早く立ち会いが成立してると気付いた阿武咲にやられてしまいました。
そして、今日勝って角番脱出になるだろうと決めてかかっていた霧島は負けちゃった。
やっぱ、四股名を霧馬山に戻した方が良いんじゃないのと、先代の霧島、陸奥親方が聞いたら泣くかもしれないようなことを思わず口走ったぼくを許してください。
さあ、明日。
明日はどっちだ?
アブドゥラ・ザ・ブッチャーの入場曲でも聴きながら、明日を待とうかと思っております。