別にぼくはルペンさんが嫌いとかでは無いのですが、やはりフランス大統領選の決戦投票で極右の彼女が41%も取ったのは、ちょっと驚きました。
気がつくと、世界はぼくが若かった頃と、そして現在のぼくらの認識というか幻想と、ものすごくかけ離れたものになっています。
トランプさんがアメリカ大統領となった時に、ギャアギャア言っている連中に「バカだなあ、アメリカ国民が選んだ結果なんだから納得しろよ」と思ったですけども。
あるいは、文在寅を批判するようなことを聞くと「でも、韓国人の支持率高いってことは、あれ、韓国人の考えで、文在寅の個人的な妄想ってだけじゃ無いよ」と思いました。韓国って言えば、この前大統領選で敗れた候補は、ウォンは基軸通貨になるとか言ってましたけど、半数に届きそうな得票数でしたね。
今のアメリカ大統領のバイデンさんもずいぶんだと思いますけど、あれがアメリカ人の今の考えなんでしょ。
ぼくらの認識というのは、マスコミが作ったもので、現実とは違います。
アメリカもフランスも中国も韓国もロシアも、そのほかの国々も、現在の実情は、ぼくらが信じたがっているものとは違うんだということを、時々思い知らされます。
天皇陛下に対する日本人の認識が特別で、外国人には理解しにくいものであるということは、ウクライナがヒットラーやムッソリーニと昭和天皇の写真を並べて見せてなんか言うことを「まあいいよ、引っ込めてくれたんだから」と思う理由にはなりません。
もう、これ以上何かを刷り込まれるのは嫌だから、出来るだけウクライナ関連の報道は見ないように、ぼくはしてます。
まあ、せいぜい「こんなに心配してあげてるんだから、ぼくたちきっとウクライナの味方」なんて気持ちになるのは避けます。ゼレンスキーもいろんなこと考えてますし、それが日本に好意的なものとは限りません。