照ノ富士、優勝良かったです。
妙義龍はいつもの顔に戻り、まあ良い夢を見たなという感じも、なかなか年輪を感じさせてくれます。
貴景勝は勝ち越し角番脱出。今日の御嶽海との一番も、そっと相手の胸を両手でタッチしてからスルスルと後ろに下がって土俵を割るという平穏なもので良かったです。ファンとしては複雑ですが、安全第一。
そういう穏やかなぼくの日常に、昨日、一通の郵便が届いています。
日本年金機構からのものです。
毎年、この時期に来る郵便で、支給する年金の源泉徴収のために扶養家族の確認をするのです。
ぼくは毎年「無駄な仕事だな」と思います。
ぼくは確定申告をしています。家内も申告書を提出します。
ぼくと家内の所得や扶養家族の情報は、税務署、国の役所に存在します。申告書に書いているので電話番号の情報もあります。
その他、家族構成や生年月日、住所などの個人情報は市役所にあります。
要するに、全部それぞれの役所が把握しているので、わざわざ毎年扶養家族についての届出を日本年金機構が求めて来る必要はありません。
これに限らず、国民に関する情報は、幾つもの役所等がそれぞれに入手して保管しています。壮大な無駄です。
この無駄をずうっと繰り返しているのは、担当者の数を減らしたく無いからかな、なんて変な勘ぐりもしたくなります。
無駄をキープし続けるために、情報の重複取得が繰り返されているんでしょうか。
国は、個人の情報を一元的に管理してくれれば良いです。
無駄をするから個人情報が守られるということはありません。
どうせ役所は、入手した情報を年度別に保管するだけです。
同じ役所から、毎年同じ情報を求められ、その中には変化しない情報も再び求められる経験をしたことのある人がいると思います。
あれは、役所は入手した資料を年度別にパックして倉庫に入れるので、いちいち過去の資料の置き場に行って箱を開けまくって調べるのが難しいから、過去に訊いたことも再びその都度訊くのです。
彼らの情報の保管の仕方は、一般民間とは違います。民間は、その情報を後で使用できるように工夫しますが、役所はまた同じことを訊くことを前提に、ゴミとして捨てやすいように資料を保管します。要するに要らない荷物として、経過年数が来たら廃棄するのに便利なように保管するのです。
この廃棄方法が、個人情報が漏れないように工夫したものかどうかは、知り合いの役人にでも聞いてください。全部溶かすから大丈夫とかの言うのかな。溶解あるいは焼却現場までの運送や廃棄の手順とか、その辺りはただの段ボール箱に詰め込んだゴミと同じ感覚でなければ良いのですが。
全部、マイナンバーに紐つけてデジタルで、きちんと責任を持って一元管理してくれれば良いのです。その情報を各役所が利用すれば良いです。
それによって個人の情報の安全が脅かされたりする危険性は、今と変わりません。かえって、幾つもの役所等の中で、それぞれいい加減な管理をされている方がよほど危険です。
今度のワクチン接種もおかしいと思いませんか?
接種用の番号を知らせて来ますけど、あれ最初からマイナンバーで処理すれば良いんです。
国民全員にマイナンバーカードを持たせて、スマホで番号を読み取れるようになんとかバーコードみたいなのを印刷しておいて、それをカメラで認識させて、それで注射の予約させればいいし、注射が終わったら、その場でマイナンバーカード出して読み取って注射済みの情報を自動で入力させればいいと思うのですが。
ぼくは未だにマイナンバーカードを作ってなくて、そろそろと思いながらズルズル日がたっているので、あまり強いことは言えませんけど。
すいません。
庶民は、自分の預金情報とかを把握されてしまっても、全然不都合はありません。
脱税するほどの所得もありませんし。
困るのは、一部のお金持ちだけなんですけども。
役所の壮大な無駄は、無駄な仕事を作ることで、役人たちを守るためにあります。
縦割り行政も、無駄を作るためにあります。
そういう役人たちが支持母体になっている政党は、いろんな理屈をつけて合理的な情報の管理を阻むし、マイナンバー制度を活用できないように頑張っています。
あ、話は変わりますが、最近枝野さんの表情が変ですね。なんか動かない面のような感じ。
小池さんに選別されてしまったので、仕方なく自分の居場所として作ったこじんまりとした政党に、後から自分を追放した連中が押し寄せて来ましたからストレスも多いんでしょう。難しそうな人たちもいますから。
党内で突き上げもあるでしょうけど、迫っている衆議院選挙のことは一時忘れて、数日休みを作って、温泉とかで休むのも良いと思います。「不満があるなら、お前ら自分の政党作って出ていけばいいよ」って口にするのも良いかもしれません。