当たり前の話だけど、新型コロナへの対応策は、政治家にはありません。
それは、学者にしかわからないのです。
政治は、信頼できる学者を探し、その意見を聞いて対応策を実施するものです。
信頼できる学者を探すのは、為政の責任者一人でできるなんて、ものすごく僅かな幸運に頼っても、ほとんど不可能です。
だから、普段から医学や厚生問題を仕事として、専門の学者たちともコミュケーションをとっている役人たちに頼るのが常識的だし、そうすれば内閣の責任は十分果たしたと考えられます。
今の専門家委員会、あるいは分科会のメンバーは厚生労働省の役人が選んでいるのでしょう。
彼らに対して、国民はあまり信頼を感じてません。政府のコロナ対策に不信を感じるということは、そういう意味です。
どうも、菅さんも、あまり信頼してないみたいですね。
それならメンバーを変えるべきです。
変えられないのは、担当の厚生労働省の役人の付き合いの中で、他に信頼できる専門家が探せないからでしょうか。
さっさと探す努力をしないのは、彼の怠慢です。
分科会、とくに会長の尾見さんのストレスは大変なものなのだろうと思います。
御家族も辛いでしょう。
彼らの発言に対する誤解から、PCR検査が制限されているなんて言い訳を言った時から、専門家たちは後ろ向きになり、逃げようとしています。
そして最近の尾見さんの発言は、もう自分が責任抱えるの嫌です、無理と言ってきるように見えます。逃げの一手。
ぼくは、彼を責めるつもりはありません。人間はどんなに勉強しても神にはなれないし、マスコミはお笑い芸人等に素人の無責任な批判を語らせて商売してますし。
難しい課題で、専門家の中でも意見が分かれているみたいだし、もう見るの辛いから、早く辞めさせてあげて、違う人たちに頼りたいです。