ぼくは、もう仕事してないので毎日が日曜日ってことなのですが、それでも日曜日の朝は日曜日の朝らしい気分なのです。
そういえば「日曜の朝と土曜の夜」、もしかして「日」がついているかもしれませんけども、そういう小説がありましたね。イギリスかアイルランドかの小説だったような気がします。昔読んだのですが、もう内容は覚えてません。
そんなことはどうでも良いのですが、8時頃起きて台所に行くと、家内がNHK Eテレで「野菜の時間」を見ています。山口もえちゃんは歳がいっても可愛い感じなのが不思議だけど、旦那が回復したようで良かったね、などとしょうもない夫婦の会話なんかをしました。
新聞を広げて書評欄を見ます。iPad mini4に火をいれて図書館の予約の準備。
先週、ここを読んで図書館で予約したのは「元彼の遺言状」で80人待ちだったのでのけぞりましたが、今日は真山仁の「ロッキード」なんかを予約。14人待ちなので、少しマシかな。小川洋子の「そこに工場があるかぎり」は、すぐに借りれそうです。
福井市の図書館サイトの図書検索は、書名や著者名を正確に入れないと受け付けてくれません。例えば「そこに工場がある限り」と入力しても該当なしになります。「そこに工場があるかぎり」と漢字ひらがなの別も正確に入れないとダメなのが困ったところなのですが、起き抜けの状態で本の予約ができるのは、ほんと助かります。
朝食を食べて、おもむろにストレッチを済ませてから散歩に出ます。
今日の散歩
今日の福井は、とても天気が良くて、昨日よりもちょっと暖かくって、いい日なのです。
薄手のジャンパーを着て歩くと、そのうち暑くなってきます。ジャンパー脱いでリュックにしまっていると、後ろから「脱がんと暑いね」と声が聞こえてきました。小さなリュックを背負って丸い帽子を被った小さなおばあちゃんです。やはり散歩してるんです。
「そうやね」と適当に返事すると、おばあちゃんはニッと笑って追い抜いていきました。
水筒の水を飲んで、薄いベストに着替えてまた歩き出しました。
歩きながら、例によってiPhoneからポッドキャストを聞いているのです。
今日は、ラジオ番組をポッドキャストにしたもので、けっこう面白いのですが、最近流行りの政治エンタテイメント傾向が強くて、というよりもメインキャストがその辺りの認識がほとんど無くて、自分の先入観とイメージを意見だと思い込んでる状態で、理論性も無いので購読をやめようかなと思っている番組です。
でも、ゲストの感染症関係の学者の意見を聞いていて、やはり政府のやり方は間違っているのだなと思ったりもするのです。
しかし、歩きながらよく考えると、もし自分が総理大臣だったら、いろんな学者や専門家がそれぞれの意見を述べる中で、どの考えを採用するのが一番フェアなのか、どう判断するんだろと思いました。
感染症専門の学者との付き合いもないし、こういう困難に対面して初めて考えることでしょう。
だとすれば、誰に相談すればいいのかを、普段からそういう学者と接触している役人に聞くわけです。
で、そいつが提出した名簿見て「じゃあよろしくね。結論報告してちょうだい」となります。
要するに、安倍さんや菅さんと大して変わりないですね。
個人的に、特定の学者の意見を聞いて「この人の言うことなら」って自分あるいは数人の信頼する連中とで判断して、その専門家の意見で対策するなんて、普段から考えたり勉強したりしている経済対策なんかだと、いいのかもしれませんが、感染症対策なんて普段考えたことも無いような問題で、そんな独断的なことが許されるものではありません。
難しいものです。
やはり官庁のお掃除を普段からやっておかないとダメですね。
散歩から帰ったら、家内が食事の支度をしています。
昨日、安いので4パック買い込んだ牡蠣を天ぷらにしてくれるとのことです。ビール飲んで喉を潤してからいただきました。
ああ、おいし。最高。
日本酒もちょいと飲んで、午後のテレビの映画劇場で「ザ・コア」を観ました。
地球の核が止まってしまったので、じきに滅んでしまうと言う状況で、専門家を集めて地球を救うという映画です。
変人だけど、その時の一番の学者を選ぶことができるってのはすごいことです。
現実にそんなことができるためには、どうすればいいのでしょうか。