70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

「JINー仁」とその完結編の2シーズンを一気に見終わりました。

昔「ケイゾク」ってドラマがありましたよね。「SPEC」というドラマの前の話みたいな位置づけの。

その「ケイゾク」の主人公の柴田純という女刑事、綺麗で可愛かったですね。中谷美紀の若い頃。

でも彼女、少し大人になってくると、なんて言うかクールビューティーって感じになってきちゃいました。

 

力道山」という韓国の俳優が主演をした映画で、中谷美紀力道山の奥さんの役をやりました。

元芸者かな。結婚前の芸者時代の寡黙で、真剣な表情、たしか鼓を打っていたかな、あまり笑わないのです。

すごく綺麗でした。

 

利休にたずねよ」で、千利休の奥さんの役をやったときに、あんまり張り詰めていて、寡黙すぎて、何か彼女の中からの主張が強く感じられすぎて、ぼくは好きでは無かったなあ。

最近、ちょっと苦手。

もうちょっと、ふっくらすればいいのに、痩せすぎ。

 

 

さて、「JINー仁」てドラマは、ご存知の通り、現代の医者が江戸時代にタイムスリップするドラマです。

これにも、中谷美紀が出ています。

主人公の南方仁という医者の恋人の未来、江戸時代の吉原の花魁・野風、そして主人公が現代に戻ってきて探し当てた橘医院の娘と3役を演じて、けっこうメインの出演者です。

正直、妖怪めいてますが、とても綺麗です。目を閉じているシーンなんか、素直に綺麗だなと思います。

しかし目を開けると怖い。やっぱり痩せすぎてはダメですよ。

 

でね、その綺麗だけど妖怪じみてる中谷美紀の横に、がっしりと健康そうだけどポチッとした顔の綾瀬はるかが素直そうに装いながら、控えめで優しく佇んで母親のような愛情を主人公に注いでいたりすると、すごく安心するんですねえ。このコントラストが良いんです。

 

 

漫画が原作

このドラマ、今まで見たことなかったし、よく知らなかったのです。

福井は、基本的にTBSの番組は入りませんけど、「ノーサイドゲーム」とか「下町ロケット」とかの人気ドラマはスポット買いして、1週間遅れで放送しています。

しかし、このJINの放送の時は、どうだったのか、テレビ見てなかった頃なので。

 

ゴールデンウィークに再放送かなにかあったみたいで、このドラマのタイトルを目にするようになり、これがPrime Videoにあるのを発見して、見ちゃったという次第です。

 

これ、原作が漫画だそうですね。

主人公が丘の上から江戸の町を見るシーンなんかで、絵的に漫画でありそうな感じだなと思ったので、元が漫画かなと思ったのですが、やはりそうでした。

 

外科医の主人公が、現代の医療技術を提げて江戸時代にタイムスリップ。まるで手品のような医者としてデビューしちゃうのです。

吉原に行けば、綺麗な花魁の野風に惚れられてしまい、診療所に戻れば武家の娘の咲から無私の大きな愛情を注がれ、坂本龍馬が友となり、激動の幕末を走り抜けるのです。

確かに、漫画ぽい話なのです。

 

 

この坂本龍馬は、今まで見たドラマの中で一番かも

NHK大河ドラマで観た坂本龍馬は、「龍馬がゆく」で、北大路欣也、「勝海舟」では・・・あれ、岡田以蔵ショーケンしか思い出せない、あれ強烈過ぎて龍馬が・・・。調べたら藤岡弘でした。

他のドラマでも坂本龍馬はいくつか見てますけども、どうもぼくの勝手なイメージとは、ちょっとしっくりこなかったり。

 

でも、このドラマで内野聖陽が演じた龍馬が、今まで見た中で一番かも知れませんねえ。

どうも他の龍馬は、みんな人物過ぎて。

子供のような男が、いろんな偉い人に会って、また、友となった仁のヒューマニズムと現代の考え方に導かれて、歴史の中の大きな仕事をしていくてのが、素直に受け入れられるのです。

この龍馬は、魅力がありました。

 

 

一気見は疲れましたが面白かったのです

主人公の弟子のような仲間のような当時の医者たち。

これまた良かったです。

 

綾瀬はるかの兄を演じた俳優、見た覚えがあって、さて誰だろうかと夫婦で不思議がったのですが、小出恵介でした。今となっては懐かしい。

 

大沢たかおも名演だったと思います。

この主人公、グチャグチャ考えすぎだし、ああじゃこうじゃと消極的になるし、嫌いなタイプなのですが、実際そういう感じの人物として演じて見せてくれましたが、それでも受け入れてました。役者の力なんでしょうか。

 

何人もの出演者、皆さんよかったです。

面白かったですねえ、さあ、今度はどうしようかな。