パピヨン観ました。
もう、このくらいの昔の映画になると、観たか観なかったか、ちょっと怪しげになってるし、「観た」と明確に言い切る家内も、内容はほとんど忘れていて、しっかり楽しめました。
アクションでも無い作品。
飢え死寸前で痩せて弱っていたり、すっかり白髪で年取ったようになったりで、オートバイ乗り回したり、カーアクションやガンファイトしないスティーブ・マックイーンが、良いです。
最後、ダスティン・ホフマンが崖の上で、「言わなければいけないことがある。行けないんだ」って言うんだけど、スティーブ・マックイーンは「わかっているよ」と答えて、二人が抱き合うシーン、ここなんとも言えないんです。
スティーブ・マックイーンの人生も映画みたい
で、マックイーン死んだのいつだっけ。
と、ネットで調べました。1980年、50歳、死因は記憶のとおりガンでした。
調べたのは、いつもお世話になっているウィキペディア。
ここからは、ウィキペディアに書かれていた内容です。
1930年生まれ。父親は曲技飛行のスタントパイロット。母親はアルコール中毒者。
生まれてすぐに両親が離婚。
母親の両親に預けられる。
しかし、世界恐慌の影響で、母親の両親(祖父母)は、祖母の兄の牧場にマックイーンを連れて移住。
祖母の兄はマックイーンを可愛がった。
8歳の時に、再婚した母親のところに引き取られたが、9歳ごろからストリートギャングに加わって悪さを繰り返していた。
手を焼いた母親は、再び祖母の兄の牧場にマックイーンを帰した。
12歳の時に、母親が3回目の結婚をして、マックイーンは再び母親の元に引き取られた。
しかし、新しい継父とすぐに衝突。反抗。
で、再び祖母の兄の牧場に。
14歳の時、この牧場を家出。
サーカスに加わったりしたが、母親夫婦のいるロスアンジェルスに行き、ギャングの仲間になる。
しかし、窃盗で警察に捕まり両親の所に戻される。
両親は、マックイーンを更生させるためボーイズ・リパブリックに入れた。少年院かな。
16歳で、そこを出てから、売春宿のタオルボーイ、カーニバルの小物売り、石油井戸掘り、木こりなど転々と職を変える。
1952年から俳優の勉強を始める。
1958年にテレビシリーズの「拳銃無宿」の放送開始。
後は、いろんな役を演じ、1963年に「大脱走」。
その後「荒野の7人」などなど、もうよく知っている活躍ですね。
俳優になる前の彼の人生、まるで彼が演じた「ネバダ・スミス」の前半みたいというか。
いかにもスティーブ・マックイーンというイメージ通り。
あの独特の表情が頭に浮かんできます。