70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

デストピア・ア・ゴーゴー

さっきちらっと書いたけど、厚生労働省天下り先のなんとか研究所がまとめた「日本の世帯数の将来設計」は、かなり怖いです。

2050年には半分の世帯が一人暮らし。

団塊ジュニア世代てのは、非正規雇用が多くて収入が伸びず、結婚もしないまま貯金もできずに歳をとって一人暮らしのジジババに成り果てます。

年金とかどうなんだろう。

国民年金しかかけてなかったら、一月に6万ほどの年金もらって暮らすことになるけど、貧困ですね。

 

収入が少なくても二人で暮らせば、国民年金も二人分。食事のことを考えると一人扶持より二人扶持、一人じゃ食えなくても二人ならなんとか食えます。

貯金も二人分合わせれば生きていけるんじゃ無いでしょか。

結婚しましょう。

結婚したら寂しくないし、なんとか生きていけます。

田舎にくれば空き家なんかたくさんあります。老人の一歩手前の男女が結婚して、なんとか暮らすことくらいできるかもしれません。

 

それに、国民年金基金に入るか、社会保険に入れる会社に就職して厚生年金に入った方が良いです。

もらい始めの年齢は高くなるでしょうけど、年金は必ずもらえます。

若者と老人で二極化して、不満を言い合うのは厚労省の思うツボです。そして自分から目を逸らしてもらえるから岸田も喜ぶでしょう。

普通に暮らせば、やがてあなたたちにも訪れる老いもなんとかなります。

結婚しましょう。

 

そうしないと、みんな孤独死して、いつまでも死体を見つけてもらえないまま腐ります。

あの厚労省天下り先のなんとか研究所のリポートは、そういうことを言っているのです。

デストピアですねえ。

 

とにかく結婚しましょう。幾つになっても結婚はできます。みんな独身ですから。

結婚したら、少子化もなんとかなります。

 

あのアホみたいな、みんなから金を搾り取るためだけの「異次元の」少子化なんかすぐにやめて、結婚を促進する工夫をすべきなんです。

 

日本は衰えます。でも、穏やかに日本人が暮らしていくことができない訳じゃありません。

このままだと、ダメだけどね。

 

 

 

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日本人の数83万人減少って新聞に書いてあるけど

総務省が2023年10月1日時点の人口推計を発表しましたね。

日本人の数は1億2119万人なんですって。

人口減少という話題だけど、実際1億って多いですよね。

他の国の人口見ると、そりゃあ大きな面積の国は別として、ヨーロッパの国々や隣の韓国とか、数千万人しかいませんから。

それでも前年同月と比較すると83万人も減っているのです。

子供が産まれるのが少ないのと、年寄りがたくさん死んでますから。

 

あ、日本の総人口という言い方をすると、外国人も含むから1億2435万人だそうです。

こっちも減少してて、前年同月から59万人減ってます。

ええ、ということは外国人は増えてるんです。単純に引き算すると、外国人は24万人増えてるんです。

やはり日本はいい国ってことなんでしょか。

 

こういう記事って、新聞の文章で読むと、すごくわかりにくいんです。

例えば、「減」とか「減少」という言葉を使っていて、突然「落ち込み」という言い方になったりして、それ何か違いを表現してるのか、それとも同じ言葉を何回も使いたくないだけなのか、とにかく混乱するように書いたりします。

 

総人口の年齢別の説明も、いきなり「後期高齢者となる75歳以上は・・・」と始まり、その後、0〜14歳、15〜64歳、と、それぞれ人数、増減数、全体に対する割合を書き、最後に65歳以上という括りで減少数と全体に対する割合だけを書いています。

さて、この65歳以上というのは、75歳以上を含むのか含まないのか、わからない。

ただ、全体に対する割合が0〜14、15〜64のと合計すれば100になるので、ああ65歳以上って括りは75歳以上も含んでいるとわかるのですが。

 

でね、65歳以上は9千人の減だと書いてあります。

75歳以上は71万3千人の増加らしいので、という事は、65〜74歳は72万2千人の減少って事ですよね。

だから、去年75歳になった人がすごくたくさんいて、65歳になった人は少なかったという事なのか、あるいは65〜74歳の人たちはたくさん死んだという事なのか、ちょっと興味をひきますね。

 

そんで、今度は厚労省のなんとか研究所は、日本の世帯数の将来推計を発表しています。

2050年までの世帯数推計とそのうち年寄りの世帯、一人暮らしの世帯とかを出しているんです。

けっこうみんな孤独に暮らすことになるらしい。

寂しいなあ。

こういうのは赤ちゃんの生まれてくる数というか割合なんかも考えに入れているんでしょうけど、使っている出生率の数字は過去実績なんでしょ。

「異次元の少子化対策」の効果は計算に入れてないのでしょうね。

ま、どうせ効果が無くて、ただ庶民からそういう名目で金を集めるだけの政策だということか。

あの金は、厚労省の役人に役立つように使うものなのかな。

出生率が上がらない少子化対策だから「異次元の」ということなんでしょう。

 

ま、大谷が4号ホームラン打ったから、ぼくは機嫌がいいですけども。

 

 

 

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今年の本屋大賞受賞で、気になっていた本のタイトルがはっきりわかりました

前から本屋に行く都度に、いわゆる平積みになっている本の中に、その表紙のイラストへの違和感で気になっている本がありました。

表紙イラストのせいで、果たして自分が読んでも良いものだろうかという迷いを感じるのです。

なんか野球のユニフォームみたいなのを着ている女の子が、すっくと立っている横からのイラスト。

なんとかが天下をとりに行く、みたいなタイトルです。

ぼくは、図書館ラバーというか、昔持っている本を全部処分した際に、ああもう自分で本を所有する事はやめようと決意しています。だから本屋に行くのは、それほどちょくちょくという感じではありません。

だけど、たまに本屋に行くと、その本が目に入るのです。

 

そんな表紙の本が図書館にあるものだろうか、という疑問をはっきりさせるために、図書館のサイトにアクセスして検索しようと思うのですが、その、タイトルの最初に書かれている名前をちゃんと思い出せずに、検索できずにいました。

福井市の図書館の検索は、タイトルが正確に入らないとダメなんです。

 

そんなある日、本屋大賞が発表になりました。

「成瀬は天下を取りにいく」

そうだ、あの本だ。あれは小説だったのですね。

調べたら、もう一冊「広瀬は信じた道をいく」という本もあるんですね。

 

 

もう正確にタイトルを入力できます。

さっそく図書館のサイトで検索したら、2冊ともあるんですね。

予約しました。

「成瀬は天下を取りにいく」が32人待ち。

「成瀬は信じた道をいく」が50人待ちです。

まあ、焦る必要も無いからゆっくり待ちましょう。

 

福井市の図書館は複数あります。

ぼくが通っていた高校のすぐ前にある一番古い図書館は福井市図書館という名前です。最初にできた図書館なので、名称をひねらなかったんです。まんま。

その福井市図書館は古かったので、取り壊して建て替えています。今年の5月から新しい建物で再開することになってます。

福井市図書館が工事中の間、ぼくが予約の本を受け取る図書館として指定してあるのが、みどり図書館という、足羽山の西側にある図書館です。

福井市図書館が再開したら、そっちに予約本の受け取り場所を戻すつもりですけども、「成瀬は・・・」の2冊は、そっちで受け取ることになるでしょう。

 

ところで、この「成瀬は・・・」の2冊で、58万部売れてると新聞に書いてありました。

最近、本が売れないのですね。

 

 

 

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大谷翔平氏と水原一平の件、いろいろあきらかになって良かったです。これから野球に専念して下さい

さっき、ふと思ったのですけども、

大谷翔平さんの代理人とか税務申告する人たちに対して「これはプライベートな口座だから」と言って水原一平が見せなかった通帳から、水原一平が24億円盗んだんでしょ。

と言うことは、大谷翔平氏には、他にもいくつかの口座があって、それは代理人とか税務申告する人たちが見て、それぞれの仕事をしてたわけだから、それらの口座にはそれなりの入金額や残高があったってことですよね。

でもって、プライベートな口座と言われたところからは24億も引き出すことができて、急にはバレない程度の残高があったわけです。

なんかすっごいね。想像がつかない世界。

だいたいね、盗まれたと判明した後も、本当は24億円なのに、盗まれた金額は7億円だと本人が思い込んでいられたのも破壊的な残高のなせる技でしょう。

ま、だいたい大谷選手は金のことなんか考えてないんでしょう。野球ができれば幸せなんだろうな。

 

ま、とにかく違法賭博に関して大谷翔平選手が全く関与していないとはっきりしたのは、とても良かったです。

今は奥さんがいるし、大好きな野球をこれからワンシーズンやれる喜びもあるだろうし、何より現在の活躍が素晴らしいし、きっとそのうち得点圏打率も上がるだろうし、と言うことで、今までぐちゃぐちゃ邪推してた無責任な連中も黙るでしょうから、連邦検察局の人の発表は良かったなと思う今朝でした。

 

昨日、国民のことなんて忘れ去ってアメリカで思い切りはしゃいでいる岸田のニュース画面を見て、気分悪くなってブログ書かなかったのですけど、藁人形でも作ってやろうかと思いましたが、ちょっと気分もなおりました。

 

ところで、一時期「一平ちゃん」なんて言われて、彼人気者になってましたね。

ぼくらも甘ちゃんなんですね。

あの事件以来、水原一平の顔画像見ると人相が悪いような気がしてますもんね。

良い加減な奴らなんです、ぼくら。

大谷翔平選手も違法賭博に関わっていたなんてことを、推測だけで公言してた連中よりかはマシかな?

似たようなもんか。

 

 

 

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寒い朝に「クライ・マッチョ」を思い出しながら

冬に戻ったみたいな朝でした。

天気予報を見て、家内が毛布などを出してきてぼくのベッドに入れてくれたおかげで、ぐっすり寝れたのですが、そうで無かったら眠りも浅かっただろうと思います。

起きた後の服装も気をつけました。

昼前に家内とスーパーに行ったのですが、店内は冬の格好をしている客が多かったです。

あの時間帯の客は年寄りばかりだし、スーパーの店内は冷蔵庫多いから基本寒いです。

それでもダウンジャケットやロングコート見るとね。

 

先日、90歳のクリント・イーストウッド主演の「クライ・マッチョ」と言う映画のことを書きました。あの後、あの映画のストーリーをモーニングページに書いたのです。その日のモーニングページはB5に5枚になってしまいました。

それくらい長いと朝の間に書ききれなくて、夜になってから続きを書きました。

なんか書きたくなったんです。自分でも何してるのかと思いましたが、書きたかったのです。書いてもう一度味わいたかったのです。

あれは大人の童話なんだなと、書きながら改めて気がつきました。夢物語なんです。だからあんなに大好きになったんです。

本当はネタバレありでブログネタにしようと思ったのですが、書くとかなりの長文になってしまうからやめときました。

でも、まったく都合のいいストーリー展開で、そういうところが良いんです。童話なんだもの。他の映画じゃ文句言われそうな部分も許せるというか、それだから好きなんだよなあって感じです。

 

 

 

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風が強く吹いていた

午前中、怖いほどの風でした。

もう夕方なので、静まっていますけど。

強風てのは危険です。

 

今日は、息子に加えて奥さんの悪口まで言いそうなので、大谷の3号ホームランのことだけに絞って、他のニュースは見ないようにしています。

国民も大変なんです、色々気を遣ってしまいますし。

そしたら「異次元の」少子化対策の負担金のニュースをつい見てしまい、あああああ、もう我慢できないと言うところまで行ったのですが、なんとか踏みとどまっています。

白鵬も白まわしを締めて指導に頑張ってますから、ぼくらもとりあえず我慢しようと思ってます。

 

この前の日曜日に、ヤクルト阪神戦の中継を1イニングだけ見ました。

神宮球場です。

ぼくが神宮でプロ野球を見たのは、確か広島戦で、山本浩二衣笠祥雄が現役の頃でした。

週末のデーゲームをのんびりとビール飲みながら眺めているのは、なかなか素敵な時間の過ごし方です。

今は、プロ野球は見ても1イニングがせいぜいです。

メジャーの野球だって大谷のホームランシーンをYouTubeで何回も観るくらいだけですもん。

それでも村上選手の打席だけは見ました。ダメだったですけども。

まあ、現実から目を逸らしたいので、また野球中継見るかもしれません。

 

 

 

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「クライ・マッチョ」 90歳のクリント・イーストウッドは本当にジジイでした

1979年。そう字幕には説明されてました。テキサスです。

クリント・イーストウッド演じるマイク・マイロは、昔ロデオのスターでした。

でも、ロデオ中の事故で落馬し、それからちょっと人生が狂いました。

そして妻と息子はいなくなります。劇中の語りでは、二人を交通事故で亡くしたとのことです。

彼が落ちぶれたのは、ロデオ中の落馬事故のせいなのか、妻と子供を交通事故で亡くしたせいなのか、字幕には「あの事故以来・・・」とあったので、ぼくはどちらか知りません。

マイク・マイロをロデオスターとして抱えていたハワードと言う牧場主は、荒れた生活をしている彼に調教師やカウボーイとして仕事を与え、彼の住む家を手にいれるための金を出してくれました。

ハワードのおかげで、マイクは自分を取り戻したのです。

 

冒頭のシーンで、ハワードはマイクにクビを言い渡します。

マイクは十分に歳を取ってます。

そして1年が経過します。

 

ある日マイクが自分の家に戻ると、家の中でハワードが待ってました。

実は、別れた妻(メキシコ人)が連れて行った息子のラフォを連れて帰って欲しいと言うのです。

息子は暴力を振るわれていると言うのです。

「警察に頼めよ」マイクはそう言います。もっともです。息子がいるのはメキシコですし。

おそらく親権が別れた妻にあるのでしょう。マイクが頼まれているのは誘拐です。ラフォはまだ13歳です。

でも、ハワードは、「お前には貸がある」と言います。

息子を取り戻したいんだ。

マイクはハワードから息子の小さかった頃の写真と金を受け取りました。

 

と言うことで、マイク・マイロ、年老いたカウボーイはメキシコに向かうのです。

 

はい、ここまでで、どういう内容の映画かを想像できるでしょ。

でもね、この映画は、あなたの想像したものとは全然違うのです。

 

昔、1988年にイーストウッド主演で、この映画をどうだと持ちかけられた時に、イーストウッドは、自分がこの役をやるには若すぎると断ったそうです。

で、2021年にようやく、自分の監督・制作・主演で、クリント・イーストウッドはこの映画を完成させました。

ジジイです。実際、90歳になってました。画面で見てもイーストウッドがすげえジジイだとわかります。

ぼくは、この映画が大好きです。

冒頭のバックに流れるウェスタンミュージック、誰が歌っているのかぼくはわかりませんけども、すごく良いです。雰囲気出してます。

 

メキシコで豪勢に暮らしている母親は、息子はとても悪い子で家に戻ってこない、とんでもない不良なんだ。もしあんたが息子を見つけることができたら、連れていけば良いよ、なんて言うのです。

そう言うとんでもなく悪い子を、マイクは闘鶏場であっさり見つけます。

この辺りは、老練なカウボーイの勘だと言うことなんでしょうか。

しかし、想像に反してマイクが息子を見つけた途端、母親は絶対に息子を渡さないと言います。雇っている柄の悪そうな用心棒に、マイクと息子をつけろと命じるのです。

 

ラフォは男出入りの激しい母親の状況が嫌なんです。母の愛情を感じることもできず、背中にいくつもアザができていて、ストリートキッズとして生きるラフォは、父親が自分に会いたいと言っていることを疑いながらも親の愛情に期待してしまう、そう言う13歳の子供なんです。

 

母親の放った追っ手に追われながら、マイクとラフォはメキシコの荒野をアメリカとの国境に向かって進みます。

ラフォは、自分が育てた強い雄鶏”マッチョ”を一緒に連れています。

マイクとラフォの心の触れ合い。

マイクは馬を扱うプロで、ついでに他の動物も手懐けちゃうし、体調を理解し面倒を見ることが得意です。

ロード・ムービーって範疇なんでしょね。

 

なんとなくアクション方面の映画かなと言う想像と違い、この映画はジジイと子供の触れ合いを描いてます。ついでにメキシコの田舎町で食堂を営んでいるメキシコ女とマイクの心の触れ合いもあるんです。

同じクリント・イーストウッドの監督・主演の「グラン・トリノ」の味わい系統なのかな。

でも、この映画は救いのある結末です。

 

ぼくは前から、この「クライ・マッチョ」が気になっていたのです。気になっていたのに観てませんでした。

プライムビデオで、これを見つけた時に、ああ観よう、と思いましたが、実際に観るまでに時間かかりました。飛びついたりすることができないんです老人は。

なかなか映画を観る踏ん切りがつかなかったりしていました。

でも、これすごく良いですよ。

ぼくはこの映画が大好きです。

 

 

 

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