いつもながら、Amazonのプライムビデオで観ました。
この映画、2022年11月の公開日はわかるのですが、制作に入ったのはいつ頃の映画なのでしょうか、ぼくは知りません。
とにかく、市川中車では無く、香川照之としてあのゴタゴタの後に公開された作品です。
12年前に記憶を無くして、気がつけば京都駅にいたという宮松という男が主人公です。
この人、どういう経過なのかは知りませんが、現在は映画のエキストラをしています。
叩き切られたり、銃で撃ち殺されたり、多い時は1日に4回死んだことがあるんだそうです。
現代劇にも出演しており、主役じゃ無いけどちゃんとした役をもらったこともあります。
宮松の日常なんだろうなと思っていたら、突然「カット!」という声と共に、それは彼が出演している映画の中だったと知ったりして、なかなか面白い作りの作品です。
そういう宮松のところに、ある日知らない男(尾身としのり)が訪ねてきます。
「ああ、やっぱり山下だ」
その男は、宮松が記憶を失う前に、一緒にタクシー会社で運転手をしていたのです。
彼は映画を観てて宮松、山下を発見したのです。あのヤクザ、山下じゃないか?
宮松の本名は山下と言います。
そして山下には妹がいるのです。妹はもう結婚しています。
誘われるままに山下は妹夫婦に会いに行きます。
妹夫婦は、山下の実家に二人で暮らしています。
そういう映画です。
これから先は書きません。まあ、サスペンスではありませんから書いても差し支えないのですけども、書かないでおきましょう。
地味だけど、味があって面白い映画です。
長さも1時間半です。
あの騒動の時に、香川照之はもう映画やドラマから解放されたかったんじゃないかな、と勝手に想像しました。
当時、あんまりの仕事量でした。
この映画が、どの時点で作られていたのかについては少し興味があります。
しかし、それと関係なく、地味で静かで淡々とした映画の中で、香川照之の演技がじっくりと迫ってきます。
中越典子が風呂に浸かっているシーンがあって。
ぼくは「演技」とか、よく分からないのですが、ああいうシーンてのは監督が上手いのか、役者が上手いのか。
それと香川照之がバッティングセンターで、バッティングをするシーンがありますが、あれ結構すごい。本人、野球経験者なのか、このために練習したのか。
この映画の存在を知った時から、観てみたいと思ってました。
でも、プライムビデオで見つけた時にはちょっと躊躇しました。
地味な作品だしなあ。
しかし、観始めたら引き込まれたのです。
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