母親が宗教にのめり込んで1億以上のお布施をして、挙句に破産してしまったとしても、子供は自分自身を救い出さなきゃなりません。
学校出て、適当な会社に就職して働いて暮らす、そういう人生しか無いわけじゃないです。
就職できなかったら派遣で働くという生き方しか無い訳じゃありません。
どんなひどい環境でも、人は自分自身を助けなければなりません。
テレビでしか見たことのない人物を撃ち殺しても、自分は救われません。
そう思ったら、昼のテレビで夕方の番組の宣伝が放送されてました。
ああ、アントニオ猪木だ。
こんな変な人がいます。
トラブルで日本プロレスをクビになって、しばらくテレビの子供番組でアントン体操のお兄さん。それと、特番でアマゾンのワニと格闘したり、そんなことしてた時期もありました。新日本プロレスを立ち上げても、聞いたことのない外人選手しか呼べませんでした。
軌道に乗っても、アントンハイセルなんて事業に入れ上げて、せっかくタバスコの輸入は当たってたのに権利を手放すことになったり、新日本プロレスでクーデターがあったりとか、歳とってから病気になってガリガリに痩せたり。いろいろあっても、それでもアントニオ猪木なんですね。
自分の前に道は無く、自分の後ろに道はできている、でしたっけ正確に覚えてませんが、本当にそういう人生だったんでしょ。
実際の番組は見てませんけど、やはり人は自分自身を救わないと、救って生きているんです。