今年は暖冬という予定なのですが、今週末は大雪なんてことをテレビで言ってます。
地方の番組ではなくて、全国版の番組での天気予報なので、どう受け止めればいいのか難しいところですが、ローカル番組に出てる気象予報士のおっさんも同じようなことを口走っています。
ま、福井市では、そんなに酷いことにはならないだろうと高を括っているのですけども、対応はしておかねばですね。
で、履き物です。
雪が積もれば、履き物はゴム長です。
しかし、それほどひどく無い時には、積もっていてもゴム長ではなくスノーブーツを履くことが多いのです。
スキーに行く時に履くようなやつではなくて、背広姿でもさほど違和感の無い、黒い合成皮革みたいな感じの素材のおっさん用のスノーブーツてのが雪国で存在します。
仕事してた時には、それを履いて仕事に行き、あるいは飲みに行き、ゴム長より歩きやすくて、重く無く、足の臭みも少ないので重宝してまして、当然ぼくも持ってました。
しかし、特定の季節にしか履かないそいつは、気がつけば20年以上経過しており、この前手に取ってみれば、そろそろ買い替えないとなという雰囲気を漂わせています。
家内も同意見です。
ぼくはもう仕事していないので、今買うならもう少しカジュアルっぽい、歩くのがもっと楽なのにしようと思いました。
ということで、週末を迎える前に買い替えねばと、今日の午前中にエルパというショッピングモールへと出かけたのです。
水曜日の午前なので空いているはずだと思ってましたが、大きな駐車場で空きを探すのは結構大変でした。
入り口の近くにある靴屋さんを覗くと、置いてあります。
大概、そういうものは1万円未満であります。素材的な理由でしょう。
完全防水のハイカット気味の履き物が置いてある棚を探すと、想像した価格帯で色々置いてあります。
ぱっと見で気に入ったものをチェックしてると、経験を十二分に重ねてると一目でわかる女性が寄ってきました。漂う貫禄から店の主という感じです。ただの店員だったら定年退職しているはずの年齢に見えました。
その棚で、ぼくがチェックしているのが一番品質的に良さそうです。
「完全防水ですよ」
いいですねという反応をしたら、その店の主は、にこやかに「サイズを探してきましょう。そこに出てるのはだいぶ大きなものですから」と言って、ぼくのサイズを聞いて店の奥の方に行きました。
その靴の値段を表示するものが棚に立てて無かったので、靴の踵の上あたりにつけてある札を探ってみると、2万6千なんぼ。
ゴアテックスとか使ってるし、なるほどなあ。
想定している価格帯から外れてるので、ダメだな。
店に在庫がないから、メーカーから取り寄せましょうと、さらっと言われたので、ぼくもあっさり「他を探します」と言って、その店を出ました。
このモールには靴を売っているところはいくつかあるはずですし。
ということで、他の売り場で気に入ったものを探し当てました。
カジュアルだけど黒なので、天候を理由にスーツの下でも履けるでしょう。
もうスーツは着ませんが。
なんと言ってもすごく歩きやすい。クッションが良いんですね。
完全防水じゃないけど、4時間は耐えてくれると書いてあります。4時間も外に立ってたら風邪ひきますしね。
ああ、これで安心。
本当に大雪になったらゴム長履くし。
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