ウィスキーをめぐる追想

今日は15日、5の付く日に年寄りが店に行くと30ポイントつけてくれる酒屋に行きました。

目当てはジムビーム。バーボンの安いやつです。

数十年前はウィスキーを飲むのは、オンザロックか少しだけ水を入れるかでしたけど、年寄りになってからはハイボールが主体です。

ハイボールになってしまえば、基本的にどのウィスキーでも構いません。

ローラというタレントが人気だった頃、サントリーが輸入元になったのでしょうか、そのローラを使ったジムビームのCMがよく流れてました。

ハイボールで飲ませる方針だったようです。

新大阪の駅の在来線乗り場で、ホームに降りる階段の角にジムビームの店が出ていて、ちょっと見ると、後ろから光を当てた大きな写真のハイボールが美味しそうに見えるので、入ってみようかなって気になったりしましたっけ。

なんて書いてますけど、ぼくはジムビームを飲んだことがありませんでした。

ところで先日、酒屋の棚でジャックダニエルの瓶を見つけました。

3〜40年くらい前によく飲んでました。

バーボンと言わずにテネシーウィスキーと言わないといけないそうですけど。

ウィスキーってロットによって味が少し違うような気がするのですが、それは単純にぼくの体調とか気候によるものなのかも知れません。

いずれにせよ、ある日、そんなに美味しいと思わなくなったのです、ジャック・ダニエル。

ちょうどその頃から、バーボンよりスコッチの方が好きになり、アイリッシュウィスキーあたりもお気に入りになって、ジャックダニエルも、その他のバーボンも飲まなくなりました。

と言う事で、久々懐かしいジャックダニエルを酒屋の棚で見つめてたのです。

買いました。

オンザロックで飲んでます。

もう残り少なくなった頃、酒屋でこの瓶が目に入った時に、３段ほど下の棚にジムビームがあったのも覚えていたのです。1200円くらい。安いでしょ。

新大阪駅のジムビームの出店を思い出しました。

それで今日、5の付く年寄りの日に酒屋に行ってジムビームを買ったのです。

秋の特価ということで1180円でした。すごいね。

先ほど昼食のポークソテーと共に、ジムビームのオンザロックを飲みました。

なんかちょっと香りのいいものを入れた方が良いかもしれないという気がしましたが、まあ良いでしょう。

バーボンのオンザロックなんてこんなもんです。

酒屋でジムビームの瓶をカゴに入れたついでに他のウィスキーをしげしげと眺めました。

輸入物ですけど。

昔と価格がとても大きく変動しているので、自分の感覚がおかしくなります。

アイリッシュウィスキーは、ブッシュミルズとかジェームスソンとかタラモアデューとかを昔飲んでいて、アイリッシュは安い酒だと思い込んでました。しかし、スコッチの値段がダダ下がった中、いつものアイリッシュが高いじゃん。

しかし、お気に入りだったスコッチのグレンリベットが、そこそこ良い値段だったので、安心して帰ってきたのです。

日本のウィスキーも捨てたもんじゃないってのは良くわかってますが、高いんですよね。

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