70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

知らない顔

誰かが玄関の呼び鈴ボタンを押したので、慌てて扉を開けに走り、ガラガラと引き戸を開けると、あれ、この爺さん誰だろう?

しばらく玄関の外に立っている人物の顔を見つめていると、その爺さんが話し始めました。

あはは、昔からよく知っている相手。

数ヶ月顔を見なかっただけ。

言葉を聞けば誰だかすぐにわかる。

そんでも、黙って立ってると、こんなジジイ知らないな、と言う気分になってしまう。

 

そう、ある時点を過ぎると一気に知らない汚いジジイになるんですよ、人間は。

悲しいでしょ。

顔も老けるけど、何の気なしの表情が変わる。

いや、変わると言うよりも、油断すると表情が無くなるの。

 

ぼくも相手から見たら同じなんでしょね。

用事があって訪れた相手が、何も言わずにこっちを見てるのは、向こうも同じことを思って衝撃を受けているからなんです。

そうか、そういうことなんだ。

 

あのね、同窓会なんて60くらいから行かないのが正解。70になったら、なおさら。

悲し過ぎるもん。

 

最近、家のWi-Fiに繋げておく監視カメラが安くなってきました。

手元のスマホで画像が見えるんです。

買おうかな、なんて考えてます。Amazonで。

家の前の花壇に時々ウンチしていく犬の飼い主を見てやろうかなというのが目的なんだけど、玄関に出る前に尋ねてきた人の顔を確認して、扉を開ける前の心の準備をするのにも良いかなと思った初冬の冷たい雨でした。

 

 

 

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