70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

岸田さんの歩き方とマイナンバーカード

ぼくは前から岸田さんの歩き方が嫌だなと思っています。

少し前屈みで左右に上半身を揺すりながらのしのし歩く、あの歩き方。下品です。

そう思っていたら、昨日、同じように感じている日本国民が結構たくさんいるのだということを知りました。

岸田さんは人柄がいいということもよく聞きます。

確かに、先日、立憲民主党の女性議員が、「家族テトー、住宅テトー、通勤テトー」とか国会の質問で「テトー」を得意そうに連発した時も、「そのテトーというのは手当のことでしょうか」と返すようなことはせず、質問者に恥をかかせないように「家族手当(てあて)など・・・」とスルッと読み替えて回答してましたね。

ただ、あの歩き方は感じ悪いし、天皇陛下の前でもあれだから国民としては恥ずかしい。

 

タイムっでしたっけニューズウィークでしたっけ、岸田さんの悪そうな顔を表紙にしてたですね。あれ、中国かロシアかの、日本の防衛充実への牽制のための何かが影響してるのかなという気がして、岸田さんお気の毒という気もするのですけども、案外、見事に岸田さんの本質を捉えた写真なのかも知れず、さすが有名雑誌だなというふうにも思ってしまいました。

 

得意げにマイナカード返納するって、忘れられかけているコメディアンの話題作り以外に意味はないんだけど

さて、我が家でとっている最安地方紙「日刊県民福井」の第1面の左端に、<マイナカード返納急増>という見出しがありました。

この見出し、ネットニュースでも目にします。

要するにマイナカード制度反対、はっきり言えばマイナカードの健康保険証反対のためのアジテーション記事なんですけども。

日刊県民福井は、中身が中日新聞なので、基本的に反日色がきついから、こういうアジテーションもさらっと載せるのは理解できます。

他の中日新聞と関わりの無い日刊紙でも、こういう扱いなのでしょうか。

まあ、朝日はありそうな気がしますけども。

 

こういうアジテーション記事を見ると、改めて岸田政権は国民に対する説明ということをちゃんとやってないんだなと気が付きます。

「丁寧な」何とか、とか岸田さん言いそうなんだけど、「丁寧な説明」てのは絶対にしないんだなあ。

基本的にマイナポイントをやるとか出産したらいくらやるとか、金で釣る発想ばかりで、説明して納得させるという方向は無いの。

この辺りの品の無さってのが、あの歩き方にも出てるってことかな。

 

普通に考えると、信用できないとか不安があるとかいうことが理由でマイナカードを作らないというのはあるかも知れないけど、返納するって方向はありません。ナンセンスです。

だって、もしマイナカードの紐付けがしくじっていたとしても、困るのは自分の情報が他人のマイナカードで見れる状況になることであって、自分のマイナカードを返納しても、そういう不都合の可能性の解決にはならないですもん。

罷り間違っても、他人の個人情報を見ないでいたい、自分のはどうなってもいいから、という考えの人が急増しているってこと?

 

で、さらに追い討ちをかければ、自分のマイナカードを最初から作らないでいても、自分の個人情報が他人のマイナカードに紐つけられている可能性は無くなりません。

 

アホみたいな行動です、返納は。

 

マイナカードについてのトラブルは、市役所でのミスが多く、これはマイナカード作成や健康保険証との紐付けを目標期限を設定して急がしたたことが原因で、マイナンバーカード制度自体が問題なのではありません。

基本的に岸田さんが悪い。

 

マイナンバー制度が呪われている原因

マイナンバー制度が呪われている原因は、当初の担当者(たぶん総務省)がバカだったからです。

マイナンバーを通知された時(マイナンバーカードじゃなくて)、役所からのアナウンスは、マイナンバーは大事なもので、軽々しく他人に見せないようにしましょう、みたいな内容だったと思います。

このマイナンバーは秘密、他人に教えない、という根拠の無い、あまりにも馬鹿げてナンセンスなイメージの刷り込みが、今日におけるマイナンバーカードの難しさの原因です。

 

自分の名前と住所は、昔は気楽に他人に教えました。昔の電話帳には、電話番号と氏名と住所が載ってましたよね。

しかし、個人情報保護法なんかができた段階で、それは大きな秘密と化しました。

名前と住所と電話番号が揃ったら、それは個人情報てことになり、それを預かる組織が適当に扱っているにも関わらず、秘密保持に十分な注意を払っているということになりました。

本人は極めて気楽で、ネットで訊かれたら、何でもかんでも自分の情報を垂れ流しているんですけどね。

本名、住所、携帯番号はもちろん、設定したパスワードを忘れた時に教えてもらうため、出身小学校やペットの名前等々、本人しか知らないはずの他愛もない秘密を入力しているでしょ。

だから、自分の預金番号を教える程度の気持ちで、自分のマイナンバーを取り扱えば良いんです。

 

それに抵抗を感じるのは、初めてマイナンバーを通知されたときに、何もわかっていない役所の担当者からの、「何それ?」という内容の注意事項を一緒に受け取っているからです。

バカげた注意事項だとわかってはいますが、やはりぼくもマイナンバーカードを持ち歩くことに抵抗があります。

もっとも、マイナカードを無くしたときの再発行手続きが、何となくめんどくさそうな気がするのも大きいのですけどね。

 

健康保険証は

マイナンバーカードとか言わずに、何の関係も無さそうに、「はい、これが新しい健康保険証です」って言って、毎年の保険証の更新の時に、自分の健康保険証情報をもらったら、「へえ、今度からこれか」で済むみたいな気がするんですよ。

自分の健康保険証情報との紐付け、あるいは情報を入れる入れ物が紙じゃなくなったって。

スマホに入れてくれたら、全然良いでしょ、多分多くの人は喜ぶと思います。

 

でも、スマホを持ってない人、あるいは使いこなしてない情報弱者、デジタル弱者はどうするんだ、という反発を受けて、「ああ、それなら健康保険証はマイナンバーカードに入れてあげます」ってやれば、「それなら抵抗ないよ」と受け入れてしまうのだと思います。

便利じゃん、って。

 

なんか、紙の健康保険証を複数人で使い回して、それで高額医療の払い戻しもらったり、それ以前に健康保険料を納めずに健康保険を使う人たちがいて、そういう人たちの影響力が、現在のマスコミに対して強いから、いろいろ騒ぎになっているって話も聞きますが、あんまりそういうことを言わずに、ある日突然やってしまえば良いのにって、すごく無責任に考えてますが、そういう訳には行かないんだなあ。

 

でも、そういう都合でマイナカード制度を非難しているアジテーションに、安易に乗っかるてのも変だし、自主返納を自分の名前のアピールとしてSNSで発表するお笑い芸人てのもね。

 

でも、本音としては

マイナカードを非難するのはナンセンスだし、返納急増っても、福井なんかだと3件だけみたいだから、騒がなくてもいいし、あとは数年後の本人の問題でしかありません。

 

ただ、この騒ぎで岸田政権の余命が短くなるなら、良いなあって思います。

税金上がるの嫌だし、年寄りの健康保険料が上がるのはもっと嫌だし、消費税も上げて欲しく無いし、下手すると年寄り早く死ねって言われそうな気がするし、年金減らされるの困るし、岸田さん早く辞めて欲しいんです。