70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

TOKYOドラゴン飯店 PrimeVideoにて 「日本統一」のファンの方達向けかなあ?

まず、とりあえず、こいつを貼り付けておきましょう。

 

で、話を変えまして、みなさん「日本統一」シリーズはご覧になったことがありますでしょうか?

これVシネマです。

横浜の不良グループがヤクザと事を構えてしまい、関東に居られなくなって関西に逃げます。

しかし、そこで山口組をモデルにしたと思われるヤクザ組織「俠和会」に入ってしまうことになります。

この横浜から来た不良グループのリーダーが、本宮泰風が演じる氷室蓮司で、その相棒が山口祥行演じる田村悠人。

この氷室と田村の仲良しコンビが、ヤクザ組織俠和会の中でのし上がり、やがて全国制覇、日本統一を目指していくというヤクザVシネで、ぼくら夫婦はこのシリーズにはまってしまい、無料で見られるようになったものから順に観ていき、先日51巻を観終わり、52巻以降が無料になるのを待っているという状態でございます。

ちなみに、その俠和会の現在の組長を演じているのが顔面凶器と言われている小沢仁志です。彼の弟の小沢和義も一つのエピソードに登場して、悲しい漢の最期を演じております。

変に面白いシリーズですよ。

 

さて、昨夜PrimeVideoを漁っていますと、このTOKYOドラゴン飯店を見つけました。

破茶滅茶ギャハハ暴力映画の匂いがぷんぷんしていました。

で、主演が本宮泰風と山口祥行の「日本統一」コンビ。

さらに、小沢仁志と小沢和義の兄弟も出演しているのです。

まさしく「日本統一」の匂いを纏ったデタラメギャハハ破茶滅茶映画じゃないでしょうか。

 

冒頭、本宮泰風演じる龍が、ずっと服役していた弟分の山口祥行演じる辰の出所を迎えに行くシーンがあります。

そう、二人ともヤクザ者。だったのです。

実は、組は謎の男ギズモに潰されてしまい、組長は首を切られて殺されているのです。

だから、迎えに行った龍はカタギになってます。現在、軽自動車のキッチンカーでナタデココドリンクを売っているお兄さんです。

辰は、不審がります。

「キャデラックは?」と訊けば、「ブルースブラザース」になってしまいますよね。

 

龍は、手短に事情を説明して、辰に「一緒にラーメン屋をしないか」と誘います。

辰は料理が得意なのです。

で、居抜きの店を手に入れて、二人は町中華の店を開きます。

TOKYOドラゴン飯店です。

 

この映画、結構出演者が歌って踊ります。

音楽はブルースブラザース風。踊りもね。品質的には全くダメなんだけど。

完全に、100%、これ「ブルースブラザース」の悪いパロディというかオマージュ。

 

ネットでこの映画の感想を調べると「長くて面白くない冗談」という言葉が見つかりました。

かなり的を得ています。

 

で、小沢兄弟の方も、兄貴が弟の出所を迎えに行きます。

こちらは龍と辰がいた組と争っていた組の構成員だった二人です。

同じように組長の首が切られて、組は解散となっています。

そんで、同じようにこっちの二人もラーメン屋を始めます。

TOKYOドラゴン飯店の向かい側で。

 

龍と辰のコンビと小沢兄弟は当然のように対立し、争います。

しかし、ここに謎の男ギズモが絡んできて、龍と辰、そして小沢兄弟の二組は窮地に陥り、そしてギズモに対して反攻するのです。

ま、最後は当然、「日本統一」連合軍がギズモをやっつけるというお約束通りの結末です。

 

アホ映画です。

お勧めはしません。

でも、アホ映画が好きな方は観てみても良いかもしれません。

本当にしょうもない映画なのです。でも、こういうの好きな人いるでしょ。