読まなきゃ良いのにネットニュースを目にしてしまうんです。
愚かなんです、ぼくは。
先日読んだネットのニュースは、安倍さんの国葬についての反対意見でした。
諸外国の指導者たちが安倍さんの死に対する弔意を示したと言うけど、実際には誰も来ないし、仲が良かったって言うトランプ前大統領も弔問に来るなんて言ってない、仲が良かったなんて言ってもこの程度のものだった、と書かれてました。
嫌な気分にさせる文章です。少なくとも子供には読ませたくありません。
書いた人の人間性というか品性というか、そういうものを見せつけられます。
いつの間にか、報道とは自分の主観で人を裁くものになってきました。
衝撃的だったのはオリンピック委員会の森さんの女性に対する発言に対し、記者会見に来た記者が「ぼくはあなたに辞めてもらいたいです」と面と向かって言い放ったことです。
マスコミは、客観的に事実を報道しなければならないと思い込んでましたから、あそこまで感情的になっている連中に報道は無理だと思いました。
まあ、そういう時代なのでしょうから、諦めるしかありません。
国葬については、ぼくは当初、葬式は己の立場や主張と関係なしに弔問するもんだから、外交には都合が良いだろうと思ってました。
だから、国民の弔意とか、費用とかでぐちゃぐちゃ言っても、それはピントが違うだろうと考えてました。
でも感情的なぼくは、イギリスのエリザベス女王の国葬に天皇陛下が出席したいと仰っているのに、岸田さんが自分が出席すると言い張っているのが理解できませんでした。
そういうこともあり、外交と言ったって岸田さんが主役になるので、果たして日本にとって有用なことが出来るのか、ちょっと不安な気持ちがしてきて、それに国連の行事と日程が重なるようで、その辺りの配慮も十分で無いくせに、ちゃんとした外交の準備なんかできてるのかよ? という気持ちもわいてきて、有効な外交ができないのなら、もう安倍さんの国葬はしなくてもいいような気がしてきました。
安倍さんは、憲法を改正するって言い張っていたので、彼の改正案は気に入りませんが、とにかく改憲の実績ができるならと、いろいろなことにも目をつぶって支持してました。
でも、口ばかり。
あれだけ議席を与えられたにもかかわらず、安倍さんは憲法改正に手も付けなかった。
挙句に、岸田さんを総裁にしてしまったし。これが最大の失敗。
死んだ後も、国のために骨までしゃぶってやろうじゃないかと国葬も賛成でしたが、もうヤんなっちゃいました。
役に立たない国葬ならしなくていいです。
あれ? 最初に嫌悪したネットニュースの文章と大して変わらないみたいな。
ぼくってダメなやつなんです。
すんません。