今朝、中島敦の名前を見て、西遊記の沙悟浄が主人公の作品を二つほど思い出しました。購読しているブログのおかげです。
一つは、沙悟浄が三蔵法師に出会う前の話で、もう一つは三蔵法師一向に加わった後の、強烈な個性の同行者を見ていろんなことを沙悟浄が考える話です。
どちらも昔、青空文庫で読んだような気がしたので、青空文庫を探したら、あったのでダウンロード。
ついでに思い出せば、沙悟浄のこういう同じような話を万城目学も書いていたような。
沙悟浄が主人公のやつと、三国志の趙雲とかの英雄豪傑を見て、誰だか思い出せないのだけど、普通の人間の主人公がいろいろ思う話。
これもけっこう面白いのですが、中島敦の作品ととてもテイストの似た作品を既に売れっ子作家である万城目学が書くところが興味深いですね。
この万城目学の作品は、新潮かどこかのネット上の文芸雑誌(?)で読んだような気がします。
ガラケー使ってた頃だったでしょうか。今は全くそのような雑誌を読んでいないのでスマホ向けのものでは無いと思います。
ところで、青空文庫の話に戻しますが、日本文学の著作権の切れた昔の作品を大量に載せているのが助かります。
昔なら文庫本で読むところですが、無料でスマホで読めるのが楽です。梶井基次郎の「檸檬」もなんとなく敬遠していましたが、気が向いて青空文庫で読んでみると、想像していたものとはかなり違い、面白かったのです。先入観に囚われずに作品を読み始められるところが青空文庫の素晴らしさです。
iPhoneでは、専用のアプリで読んでいますが、途中でアプリを変えましたが、今は「i読書」というのを使っています。こういう専用アプリは、読んだところを覚えていてくれて、次に開いたら前読んだところを開いてくれて助かるのです。
外から帰ってきて、ガリガリくんリッチミルクミルク練乳を齧りながらこれ書いていますが、これとても美味しいです。
でも、冷蔵庫の中にあるだれのかわからないアイスを食べると、とんでもない目にあわされるというニュースを見ると、ちょっといろいろ複雑です。