この前、介護施設で働いている人から、コロナワクチンの2回目の接種は、もうとっくに終わっていると聞きました。
介護関係者は、医療関係者になるのか、それとも老人枠になるのか、どうなんだろうと考えていたのですが、どっちであろうと、さっさと終わっているんですね。
歯医者関係もさっさと終了してましたね。この前、歯の修理に行った時に聞いたら、そう言われました。
これ、福井での話です。テレビとかじゃ無くて現実にぼくが認識したことです。
今朝、ネットのニュース読んでたら、兵庫県の介護職の人が、現場にワクチンなんか回ってこないのに、オリンピック関係者だけ優先的にワクチン接種されるなんて許せないって言っていると書いてありました。
オリンピック関係者のワクチンは国と関係ない道筋で入ってくるみたいな気がするのですが、まあ、それはそれとして、兵庫県は特別に遅れているのか、はたまた福井県だけ特別に進んでいるのか、それともだいぶ前のインタビューを今使っているのでしょうか、不思議な記事でした。
もちろん明確な意図があるんです。
そう言えば、先日、経済関係の記事で、日本の某旧財閥系のグループの凋落の足音が聞こえてくるって記事を読みました。ネットニュースです。
グループの自動車製造会社の成績不振が書いてあります。
え? その会社、社名にグループ名は入っているけども、だいぶ前にフランス系の某国内自動車メーカーが買ったんじゃ無かったでしたっけと、ネットで調べると、筆頭株主は、その某フランス系国内自動車メーカーでした。
その会社の成績を、財閥系グループの実績に絡めて話をしても・・・それ違いますよね。
署名入りの記事なので、それを書いた人の別の記事を見てみると、メガバンクからある銀行が外れるって記事もあって、中身読むと、なんだかなあというものでした。だいたいメガバンクなんて、適当にこっちが呼んでいる名称だし。
この前、テック系ニュースを発信している会社が、あるネットニュースのサイトから、うちで記事を載せないかと誘われて断ったという話を聞きました。
ああいうネットニュースサイトは記事へのアクセス数に応じて広告収入が分配されるらしく、そのため注目を浴びそうなタイトルを付けなけれならないそうです。
ですから、扇情的なタイトルと、それと関係無い内容のニュースという組み合わせが生まれてしまうらしい。
記事も、どうしても煽り系が多くなってしまうらしいです。
まあ、こういうネットニュースは特にそういう傾向があるんでしょうけど、テレビのワイドショーは相手にしないとしても、普通のニュース番組でもキャスターてのが出てきて何か言うのは全部信用しないようにしているんです。
客観的に事実を伝えようとする報道てのは無くなってきてます。
先に結論を持っていて、全てそれにつながるように切り取って報道していくようになってます。
なんか怖い世の中です。
民主主義って、ちゃんとした報道が無いと成り立たないです。
だって「民」は、正確な情報をもらわないと判断できません。ニュートラルな事実を知らないと、「民」は判断できません。
だから報道の自由が大事にされます。
報道が、自分たちが正しいと思う方向、あるいは自分たちに都合がいい方向、自分たちの考えに世論を導きこうとしてニュースを流すと民主主義は死にます。
今世の中どうなっているのか、自分の目や耳で認識したことしか信用できないって、かなりヤバイ状況だと思います。
まあ、クマが札幌の街中を走り回っているニュースは、見ても大丈夫だと思います。