午前中は曇りという予報でしたが、10時過ぎあたりから降りそうな感じで、これは天気予報も少しハズレかななんて思っているうちに大粒の雨が落ちてきた今日の火曜日でした。
朝のテレビを見ていると、大阪の街中で友達と二人インタビューに捕まった女性が、コロナの状況に「怖いですなんとかして欲しい」、非常事態宣言について「解除が早すぎた」、はたまた蔓延防止措置について「わたしたちも我慢が限界」などと、強烈に貴方任せで自分は勝手をしたいという主張を、堂々と述べているので、呆れ返っていたのですが、それも小室の顔が画面に出てきた時点で全て忘れることにして、慌ててスィッチを切ったのでした。
そういう鬱憤を心に抱えつつ、夫婦で1、2時間のドライブに出ましたが、雨降り空の柔らかい光のせいか、遠くの山まで綺麗に見えて、緑のグラデーションを楽しみました。
トイレと、帰りにスーパーに寄った以外、基本的に外界とは接触が無かったので、積んでいったアルコールも数回噴霧しただけで済みました。
ところで、飲食店の大きなアクリル衝立やビニール垂れ幕は、店内の換気という面では良く無いと言う医者がいるらしい。それについての専門家としての意見を求められた先生が、飛沫を防ぐと言うことには効果がありますが、換気ということについては妨げになりますね、などと適当な返事。
専門家なんだから、じゃあこうしろよ、具体的には店の状況に応じて、こう言うことに留意しながらやりなさいとか、もういい加減ちゃんとしたこと言えよ。
言えないのなら、わたしには分かりませんと言った方がいいです。
専門家だけで無く、ここまでグチャグチャの状況にしたのは、マスコミの罪です。
最初の頃、羽鳥さんや玉川も、若い人は感染しても大した症状にならないって、何回も言ってましたよ。
そんで、全て政府が悪いって主張でしょ。
今でも、私関係無いという態度の若い人が多いのは、去年の春あたりからのマスコミの馬鹿騒ぎのせいです。
ぼくは、いまでもダイヤモンド・プリンセス号の対応のどこが悪くて、どうすべきだったのか、具体的に分かってません。
ただ、日本政府の対応が間違いだということだけを刷り込まれているのです。
去年の春、日本はどうすべきだったのでしょうか?
PCR検査なんて、あの当時体制が無かったことなんか聞いても、現実的に、なんの役にも立ちませんから、ちゃんと実行できる事で、どうすべきだったのか、誰か教えて欲しいです。
そんな虚しい心の叫びは、雨が止んだ後の風景に優しく包まれて消えていったのです。
清らかな気持ちで帰宅して、いろいろつまみながらビールと酒を飲んだのでした。
公明党の人が、福島の原発の処理水の海洋放出について「当時政権を担っていた方々には、もう少し事実の経過に対して責任を持って発言してもらいたい」と述べたそうですが、当然の発言だと思います。
ちょっとスカッとした気持ちで、梅酒でもソーダで割りましょうか。