子供の頃のように

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ミネルヴァ法律事務所の闇

先日、法律事務所の破産てのが珍しく思い、ちょいと気にした東京ミネルヴァ法律事務所の破産事件ですが、その後のニュース見てたら、なんか闇が凄そうだし、今時の法律関係の事務所も大変そうな感じです。

今日は検察庁法なんて調べていたのですが、ちょっと、こっちの深そうな闇について取りまとめて整理してみました。

基本的に受け売りです。

 

 

消費者金融への過払金請求

東京ミネルヴァ法律事務所てのは、消費者金融からの借金に対する支払金利の過大だった部分を取り返す仕事を派手に宣伝してやっていたのですね。

で、金融会社から返還された過払金利は、いったん担当した法律事務所に入り、そこから手数料を引いて依頼者に支払われます。

金融会社から過払金が法律事務所に入金した後、費用の精算などの手続きがありますから、依頼者への支払は少し遅れます。

法律事務所は、依頼者に支払うまでは、この金は預っていることになります。預り金です。

 

この法律事務所、実は実質的に、ある広告会社に支配されていたとニュースに書かれています。

依頼者へ返さなければならない預り金を、この影の支配者が抜いていたみたいなのです。

 

法律事務所の影の支配者

武富士の支店長をしていた事のある兒嶋勝氏が2004年に設立した会社が前身であるリーガルビジョンという会社が、その支配者。

経営が苦しい法律事務所に近づき、過払金請求の顧客を集めるための広告プランパッケージを提供していたらしい。別会社で法律事務所のアウトソーシングを提供して、事務員、相談員の派遣、経理業務等の事務所運営も行うんです。

 

赤字体質の法律事務所

件の東京ミネルヴァも、オフィス、通信回線、サーバー、事務所ロゴの商標権も賃借りし、当然事務所運営も任せていた。

この賃借料や料金もかなり高かったとのこと。

破産時の負債が大きかったのも、こういう赤字体質が大きな要素だったのでしょう。

 

預り金の流用

最初に依頼者への預り金に手をつけたのは、支配会社なのか法律事務所の代表弁護士なのかはわかりません。

今の代表である川島弁護士が、3代目を引き継いだ時点で、すでに4億ほど穴が開いていたらしいです。

 

川島弁護士としては、事務所の収益を増加して、この穴を埋めようと考えました。

このため事務所運営パッケージの提供者である兒嶋への依存が強くなっていきました。

 

事務所の経理担当は、兒嶋氏から送り込まれている者なので、預り金は指示される口座へ送金を繰り返していました。

この時点での流用者は、はっきりしていますね。

 

ミネルヴァ川島弁護士に対して「一蓮托生よろしくお願いします」などというメールが兒嶋氏から送られてきたりで、もう泥沼状態。

ざっと30億ほど抜かれちゃいました。

 

ケリをつけてくれたのは第一東京弁護士会

川島弁護士から告白を受けて、弁護士会は会費の未納を理由に破産をかけて、東京ミネルヴァ法律事務所の財産保全をしたのです。

 

他にもありそうなんだって

他の法律事務所や司法書士事務所でも、過払金返還などの東京ミネルヴァと同様の広告を打っているものの中で、このリーガルビジョンと関係しているところがいくつかあるらしいです。

弁護士会などが調査を始めているとのことです。

 

こういう関係のドラマや映画みたいな世界が、現実にあるようです。

 

衝撃的な状況

そして、このニュース見てぼくが思ったのは、ええっ、弁護士ってそんなに儲からなくなったの、という驚きです。

過払金の取戻しとか、B型肝炎の給付金とか、なんか弁護士に似合わないビジネスですよね。でも、そんなことをあれほどのCM打って大々的にしているのは、他の仕事より儲かるからなんでしょ。

あげくに変な業者に面倒見てもらわないと難しい状況になる。

医者も大変だけど、弁護士も大変そう。

いい仕事が無くなっちゃった。

今の若い人、夢とか希望とか無いとつらいね。

 

そういう衝撃を受けた事件でした。

 

 

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