70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

エルロイの「LAコンフィデンシャル」をめぐるあれやこれや

十数年も前のことですが、ジェームズ・エルロイという作家が、ケネディ大統領暗殺の経緯を書いた小説を読みました。

アメリカン・タブロイド」という本です。

 

アメリカン・タブロイド〈上〉 (文春文庫)

アメリカン・タブロイド〈上〉 (文春文庫)

 
アメリカン・タブロイド〈下〉 (文春文庫)

アメリカン・タブロイド〈下〉 (文春文庫)

 

かなりリアルなタッチの小説で、ああこれが真相かと思ってしまうような、いかにもというストーリーでした。

暗いトーンの小説ですが、面白かったのです。

エルロイ の作品は、これが初めてでした。

 

その何年か前に、「LAコンフィデンシャル」という映画があり、面白いというのは知っていたのですが、なぜか観てませんでした。

 

ラッセル・クロウの売出しですね。

 

それから随分経つのですが、この映画を観ることはありませんでした。

でも、すごく興味があって、エルロイが面白いのは「アメリカン・タブロイド」で知ってましたから、読んでみようかと考えたのです。

数年前に3ヶ月ほど刺激の少ない所に行ってたことがあり、その時に電子書籍で「LA4部作」と呼ばれる作品のうちの2作を購入しました。

 



すいません、上はアマゾンから引っ張ってきましたが、実際に購入したのは50%か30%か、とにかく割引クーポンを気前良くくれたところからです。honto。

LA4部作のうち、買わなかった2作は、映画を観ていた「ブラック・ダリア」と、いっぺんに3作も読むと嫌になるだろうと諦めた「ホワイト・ジャズ」です。

 

ところが、刺激が少ないから読書するだろうという予測が外れ、案外いろいろ刺激が多く、他の小説も読んだし、ということで、読了せずに帰ってくることになりました。

 

ところで、アマゾンのプライムビデオは、そのコンテンツの全てをサイトを見ているだけで知ることは出来ないようです。

普通に借りて観ようかと、アマゾンで「LAコンフィデンシャル」を検索すると、なんとプライムビデオにあるという結果。

 

ということで、昨夜、観てしまいました。

こういう筋書きの映画、観たことある。

これが大元なのかな。

面白かった。

ラッセル・クロウ若いなあ。

キム・ベイジンガー、良いんだけど、ちょっと歳が。この時四十三か四。でも、きれい。

 

そのうち、小説の方も読まなければです。