70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

「クリミナル 二人の記憶を持つ男 」 正月はテレビがつまらないからネットで映画。ケビン・コスナー久々に良いです

ぼくは、ワンダーウーマンを観てません。

主演は、ガル・ガドットという女優だとは知っていますし、あのカッコいいポスターの写真は見ています。

でも、ワイルドスピードシリーズのジゼルがガル・ガドットだとは気がついて無かったのです。

あ、ジゼルというのは元モサドのきれいな女で、ハンの恋人。

ハンて言うのは背の高いコリアンだけど、トーキョーに「帰って」、渋谷かどっかの交差点で事故死、本当はジェイソン・ステイサムに殺された男です。

 

話は変わりますが、ケビン・コスナーって、昔、一時期猛烈なブームでしたよね。

ぼくもかなり観ています。

「ダンス ウィズ ウルヴス」とか、歌が大ヒットした「ボディガード」とか、「アンタッチャブル」「JFK」「ワイアット・アープ」等々、前世紀のスター。

そ、昔々のスターです、今となっては。

あの鼻にかかったような、少し甲高い声が印象的で、ハンサムと言って良いのかどうか、ちょっと迷うんですが、役どころは2枚目でしたね。

でも、なんとなく本当はごついって言うか、大男みたいな気はしてました。

 

さて、歳とって汚くなったケビン・コスナー

汚い格好して、変な髪型すると、危険な感じの大男。

ヒゲもあるから、ジェフ・ブリッジスみたいな雰囲気がします。

調べたら、二人とも身長185センチでした。

監獄で、鎖に繋がれた凶悪犯、罪悪感とか感情が無い、サイコで危険な男です。平気で人を殺します。躊躇が無いの。

 

任務の途中で殺されたCIAのエージェントは、アメリカ合衆国の軍の指揮命令系統を自在に操ることのできるハッキングソフトウェアを作ったダッチマンと呼ばれる男と接触する直前でした。

ダッチマンの居所を知っているのは、この殺されたエージェントだけ。

ちなみに、このさっさと殺された男、ライアン・レイノルズ

 

そして、都合よく、死んだ男の脳から記憶を取り出して別の人間に植え付ける手術を研究完成させた科学者が、年老いたトミー・リー・ジョーンズ

で、CIAの現場責任者は、ゲーリー・オールドマン。

配役が豪華でしょ。

 

監獄にいるケビン・コスナーは、子供の頃父親に車から放り出されて頭に怪我をして、脳の一部の成長が止まってしまっているので、記憶の植え付け手術には最適なのです。

訳がわからないし、御都合主義ですが、ここは納得してください。

そんで、コスナーは監獄から連れてこられて、トミー・リー・ジョーンズに手術をされてしまいます。

 

さて、ケビン・コスナーに記憶を移されたCIAのエージェントには、生前、妻と小さな娘がいました。

妻はガル・ガドット。綺麗です。

 

CIAを振り切って、ケビン・コスナーは頭に浮かんでくる死んだ男の家に侵入します。

他人の記憶のおかげで父性に目覚め、なんとなく良心も芽生えてしまう凶悪犯。

なんか微妙な感じでしょ。

そして、死んだ男の妻のガル・ガドットと、彼女の夫の記憶を持つケビン・コスナーのささやかな心の交差も微妙。

この微妙な感じをケビン・コスナーは上手に演じてくれます。

ツボですね。そういう俳優です。

 

 

ダッチマンのソフトウェアをテロリストが狙ってます。

ジョルディ・モリャが演じてます。

コロンビアーナ」とか「リディック  ギャラクシー・バトル」等、いろんな映画に出てます。僕が見たのは全て悪役でした。

 

 

凶悪犯がヒーロー。

サイコの人殺しが、小さな女の子と仲良くなって、彼女のために必死に戦います。

まあ、殺し方がエグいんですけどね。

 

 

それほど大きな期待を持たず、プライムビデオで見つけて観ました。

面白いです。

ツッコミどころがいろいろあり、ストーリー展開が無理矢理で、ゲーリー・オールドマンのCIA現場責任者がバカすぎるおかげで何とか話が進んでいくのですが、気にせずに楽しみましょう。

ケビン・コスナーじゃ無いとダメな映画です。