裏金議員どうするの? って質問を何故するんでしょうか?
自民党総裁選の立候補者に対してのことなんですけど。
もちろん、自民党の総裁に対して裏金議員をこれから先どうするのかという質問はアリです。
しかし、総裁選に名乗りを挙げた候補者に対して質問するのは、どうなの。
自民党総裁選の投票権は自民党員にあるわけで、最終的には自民党所属の国会議員の票がものを言います。その国会議員の中には裏金議員がいます。
だから裏金議員は排除しようと思っていても、それは総裁選の前に言うわけには行きません。
言えば、裏金議員の票はその人には入りませんもん。
だいたい裏金議員に対する党としての処分は、その時の自民党総裁の岸田のもとで党として行われています。
まず、「それが不満なのかよ?」という意味の質問なんでしょうね。
「不満だ」と思っていても、そう言えば、岸田だけでなく「何言ってんだ」と思う人たちはいるはずで、彼らの票は、その人には入りません。
だから本音で答えることができない質問なんです。
それは質問者自身も理解できてるでしょう。理解できずに、何の選挙なのかもよくわからないまま、そんな質問をする記者はアホですね。
アホで無いとしたら、その質問をする人は、その質問の対象者を自民党総裁にしたくない、別の人を総裁にしたいという意図を持って質問している以外ないと思うんですけど。
あるいは、裏金議員のサイドに立つ記者が質問するのかも知れませんけど、踏み絵として。
ああ、いやだ。
ぼくは、そんなどうでもいいことよりも照ノ富士と貴景勝が稽古総見に出れてないことの方が気になってます。
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