70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

王様の耳はロバの耳って壺に向かって呟いたら、それが世界中に聞こえてるって、気が付かない人もいる

夏の祭りと言われても、こう暑いと祭りにも行く気がしない・・・と、なんか課題に沿ってしまいそうな気候です。

本当に暑いのです。

 

ところで、どうにも外出する気が起こらないので、過ぎ去ったオリンピックをつらつら思い出しているのですけど、オリンピックに出るような選手、特にメダルが期待されているような選手になると、精神状態というか精神の持ち方が、ぼくらとはだいぶ違うんだろうなと気が付きました。

「ぼくら」というのは、一般ピーポー。いわゆる普通の人々です。

そんなこと言えば、正常、異常って分け方は、多数派か少数派かという区分に過ぎませんから、オリンピアンの精神状態は異常だということになるのでしょうか?

まあ、そういうことなら異常なんでしょうね。

自分の過去からの努力、ライバルたちとのせめぎ合い、そして国、国の人々、自分の知り合いたちからのすごく大きな期待、まあ異常なプレッシャーと言い換えてもいいでしょうけど。

普通の人々が経験する、体験できるものとは、段違いに強烈なものでしょうね。

そういう状態の中で、自分の本来の能力と共に、火事場のくそ力を発揮できる人の精神状態なんて、ぼくらが知っているものとは全然違うんでしょう。

 

柔道の詩選手、レスリングの須崎選手みたいに、金メダル当たり前みたいな状況で試合に放り込まれた人たちの精神状況って、想像を超えてるんでしょうね。

異常な状況に追い込まれて、逃げもせずに立ち向かおうとする時の、本人の精神状況も想像できません。

反応が、少し違っても当たり前。

他の選手たちも、不思議なところでニヤリと笑って見せたり、そういうこと見受けられますね。

 

以前、どなたか皇族の女性が、手袋をしたままお焼香をするのを批判するような匿名書き込みがあったりしました。正装で手袋をはめている場合のお焼香のマナーなんて、ぼくら一般人は知りません。批判した人も知らないはずです。

どうやら手袋を外さずにお焼香するのは良いらしいのです。

結局、何も知らずに、自分の知っている世界の中での思い込みで他人を批判してしまってるんです。

 

それとおんなじで、想像もつかないような世界の中での行動や反応を、自分の知っている本当に狭くて小さな世界の中での考え方で、あれこれ言うのは、ちゃんちゃらおかしいと言う以外ありませんと言うことです。

 

昔は、誰にも相手にされないような人が、自分の心の中のことを誰もいない部屋の隅で、あるいは壺の中に向かって、ぶつぶつ呟いていたことが、今は、その「王様の耳はロバの耳」と呟いていた壺の奥がデータ回線に繋がっていて、自分の呟きが世間中に広まってしまうってことなんですね。

 

「ネットに書かれていることが世論では無い」と言ったのは、菅さんでしたっけ安倍さんでしたっけ、あれは正しい認識です。

このブログに書かれていることも、ただリタイアして世間と切り離されたジジイの考えていることですし。

 

でも、そういうネットに書かれていることを全く気にせず、次も総理大臣を続けようと思っている岸田は、ちょっと考え直した方が国のためだと思うのですよ。

 

 

 

ランキングに参加しています。バナーにクリックいただけるとうれしいです。

にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳代へ
にほんブログ村