今月中に福島原発の処理水を海に流すらしいですね。
ま、きちんとした国際検査機関が大丈夫と科学的結論を出したのですから、どうせ流すのなら、当たり前のような顔でさっさとやってしまったら良いです。
「中国にビビってどうする」くらいバイデンさんにハッパかけられたのでしょう。
日本はアメリカに負けて占領された国だけど、子分ですって雰囲気をこれほど出す総理大臣もなあ、と思っちゃう。バイデンさんは気分良さそう。
増税は嫌だけど、アメリカにたくさん持っていくお金の原資だって正直に言ってくれれば、戦争に負けたからずっと金取られるんだと諦めもつきます。
防衛力増強って言われて喜んじゃったけど、武器をたくさんアメリカから買うってだけなんでしょ。
ミサイルの共同開発って、それ、日本がたんまり資金提供しますって意味でしょ。
そういう事情を、意味の無いかっこいい(と岸田さんは思っている)言葉で誤魔化して国民から金を搾り取ろうとするから支持率が下がるんです。
あっさり「日本はアメリカの属国ですから、お金取られ続けるんです。麻生さんだってバイデンさんから言われて慌てて台湾に行って『戦う覚悟が』とか言わされたし」とかはっきり言ってくれたら良いのに。
ついでに、日本だけ核兵器持ってなく報復できないから、事前に米軍基地が引き上げたら、何かの衝突のとっかかりで、とりあえず日本に核ミサイルぶち込まれる可能性が十分ありますって言って。そんで、核ミサイルを日本にぶち込まれても、アメリカは報復措置を取ると第3次世界大戦になるから、黙って手打ちにするでしょうねって言って。
はっきり言われると諦めもつきます。
でも、子供の教育には悪いかな。
昔のカルタゴの話聞いて今の日本を連想
あ、そうだ。
コテンラジオって歴史の説明をしてくれるポッドキャスト、あるいはYouTubeチャンネルがあります。
この前、その番組でハンニバルの話がありました。
ハンニバルって知ってます?
昔カルタゴって国(都市国家)がアフリカの北部分、地中海に面したところにあったんです。
航海技術が高く、貿易が盛んな商業国家として栄えてたんです。
この頃ローマが軍事国家として、のしてきました。
ということで、ローマとカルタゴの間で戦争が起こります。ポエニ戦争って言うんですって。
カルタゴって争いよりも商売の方が好きだったと言うこともあり、第1次ポエニ戦争でカルタゴはローマに負けました。
第2次ポエニ戦争が始まります。
ハンニバルはイタリア半島に攻め込み、ローマを散々にやっつけました。
歴史上すごく有名な英雄なんです。
こりゃローマも終わったなという頃に、本国のカルタゴが直にローマに攻撃されてギブアップ。第2次ポエニ戦争はローマの勝利、カルタゴはまた負けます。
これはカルタゴの商業国家としての計算高い降伏だったようです。
この第2次ポエニ戦争の結果として、ローマはカルタゴに賠償金請求以外にも、こんな条件をつけます。
カルタゴは戦争を放棄しなさい。軍備するのはダメ。他の国と戦争してはだめ。軍は持たない。
あれ、どこかで聞いたことあるでしょ。読んだことも。
そうです、日本国憲法第9条に書かれていることと同じ内容ですね。
ハンニバルは、最終的に自決したようです。
さて、ここでローマは、カルタゴの隣の国をそそのかしてカルタゴを攻撃させます。
カルタゴは、かかる火の粉は払わにゃならぬと反撃。
あ、やっちゃった。
他の国と戦争しちゃダメダメと、ローマがこれを口実に攻めてきます。
カルタゴはごめんなさいをしますが、許してもらいたかったら・・・、とローマは次々と延々と無理難題を押し付けてきました。
永遠に終わらないような要求に、ついにカルタゴも勝つ見込みの無い戦いをローマに挑みます。
ということで、最後はカルタゴの人たちは自分たちの都市で一軒一軒立てこもった建物をこじ開けられ、一人一人、最終的に全員殺され、カルタゴという国はこの世から消滅します。
コテンがどのような意図をもって、このハンニバルの話をしたのか分かりませんが、ぼくは今の日本、日本の憲法を思い出したのでした。