70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

海水浴に向かう車のトランクの中のタライには大きな氷と飲み物が

年寄りってのは、昔のことを思い出すもんなんです。

明け方、目が覚めてトイレに起きた後、再びベッドの中に戻った時とか、朝目が覚めた時とか、要するに寝床に横になっているけど意識が覚醒した状態の時に、いろんなことを思い出します。

そのまま、起きた後も覚えていれば、かなりのネタが増え、毎日2、3回はブログの更新をしなければならなくなるんですけど、残念ながら起き上がってしまうと忘れちゃうんです。

 

福井市には、片町という南北の通りがあります。

この通りは、結構長く続く通りなのですが、「片町」と呼ばれるのは駅から伸びてきて足羽川に沿って東西に走る通りと、桜通りと呼ばれる裁判所の南側を東西に走る通りに挟まれた部分だけなんです。

この片町は、昔は織物屋(製造者ではなく商社的な仕事をする業者)の問屋街でした。

でも、織物が廃れて、織物屋が姿を消していく中で、ここは飲屋街に変わりました。

 

で、その片町の一番南の角から少し中に入ったところに、氷屋さんがあったのです。

今でもあるのかな。

流石に氷屋で、大きな氷をノコギリでひいて四角い、ちょうどタライにうまく入るくらいの氷を売ってくれました。このくらい大きいとなかなか溶けません。

自動車が普及し始めた頃、ぼくが小さかった頃です。父親が海水浴に連れて行ってくれる時に、朝早くこの氷屋で氷を買いました。

大きな氷の入ったタライに、ジュースやビール、スイカなどを入れて海に行くのです。

 

海で泳いで、昼になると母親が作ってきたおにぎりを食べ、冷えた飲み物を飲みました。

そんなことを急に思い出したのですが、あの頃、氷の入ったタライには、間違いなく缶ビールがありました。

まだまだ酔っ払い運転を取り締まろうなんてことを考えない時代でした。

だいたい、走っている車の数が少なかったです。

昼に飲んだビールは、熱い日差しの中、夕方には醒めているということを誰もが納得してました。

 

そんなことを、ある朝突然思い出しました。

ああいうおおらかな時代が懐かしいけど、飲酒運転はいけませんよ。

 

 

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