大相撲の審判判断にビデオ室からの意見を聞くというのは、江戸時代からやっていたことではありません。
当たり前だよね、昔はビデオ画像なんかなかったんだもん。
ビデオ判定ということを取り入れたのは、とても画期的で良いことでした。
当時の技術を取り入れて、大相撲をさらに合理的に運営しようという気概と勇気が有ったのですね、当時の相撲協会の役員には。
時が流れ、今だったら審判のリーダーが、両手で空間に四角を描けば、大きな画面にビデオ再生したものが土俵上で見れる状況くらい、それほどの費用を掛けなくても可能なんじゃないでしょうか。
なんでしないのでしょうか?
ビデオ判定を取り入れた時点で、伝統とかよりも優先すべきことがあると決断したはずです。
今日のむすびの一番、行司のまわし待ったのタイミングが悪かったのかどうなのかの前に、審判団の決断の遅さ、再開のための両力士の位置決めの要領の悪さを批判すべきですし、
画像を見ながら位置決めの出来ない現行のやり方について、今まで改善を考えなかった協会執行部の怠慢を責めるべきだと思います。
何もしないのはダメです。
行司の技術向上へのアプローチ、行司を増やすため制度改革など、しなければならないことが山積みなのに何もしてこなかったのは明らか。
役員の制度自体見直さないと、やばいでしょ。