年寄りの年金についての実感です。
ぼくは昔、年金について不信感を持ってました。どうせぼくらはもらえないって。
もちろん年金掛金は払ってましたよ。
でも、破綻すると思っていました。
そんなふうに、そこら中書いてありましたし。
厚生年金に入っていた時期もあったし、国民年金だけの時期もあります。
そしたら、国民年金基金てのができたのです。
国のやってる年金とは別に、国民年金しか入ってない人が、年金を多くもらうために掛金を払って余分に入るやつ。
ぼくは年金制度自体を疑っていたので、国民年金基金には入りませんでした。
でも、ある人が、「歳とって年金しか収入が無くなってから、もらえる年金が少ないのは辛いよ」なんて言うのです。
その人は、年金は必ずもらえるし、他の人がもらっていて自分だけがもらえないって嫌でしょなんて言うんです。
しばらく考えて、うちは夫婦とも加入しました。
それでも、掛けられるだけ掛けることはせずに、適当なところに止めておいたのです。
さて、年月は確実に過ぎて、人は誰でもきっちり間違いなく年寄りになります。
70の手前になっているぼくは、少ない額ですが厚生年金と基礎年金(国民年金です)と国民年金基金を受け取っています。
家内も年金をもらう年齢になり、手続きの書類をさっきポストに入れてきました。
家内は、老齢基礎年金だけなので、ほんとに僅かな金額です。でも国民年金基金ももらえます。
国民年金基金に加入しておいて本当に良かったです。
ちゃんともらえるんだったら、もっと金額を上げれば良かったと思いますが、後の祭り。
マスコミや書籍などは、コロナ騒ぎでもはっきりしてますが、とにかく不安を煽って儲けてます。
以前は、日本が破綻する、国債は紙屑になる、円はダメだとかいう主張がそこら中で叫ばれたりしました。
年金制度も、若い人が年取った時にはもらえないって言われてました。
ぼくはいちいちそう言うのに惑わされ、したり顔で同じことを口にしてました。
アホです。
現在のぼくの実感です。
もし、あなたが厚生年金に入ってない状態ならば、国民年金基金に入っておかれることをお勧めします。
目一杯入っておけば良かったと後悔している者の実感です。