70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

深い雪の奥からこんにちは

雪の降り方が異常です。

どんどんどんどん雪が降ってきます。ものすごい勢い。

昨日午後に、家の前の雪をきれいに退けたのですが、朝起きると、あああの作業は全てむだだったと思い知らされました。

全くの雪原。雪の山の正体は、我が家の自動車。

いくら雪のけをしても意味がないくらいの雪の勢いです。

 

福井みたいな地方都市では、自動車が無ければ生活できません。

ですから仕事をしている家庭は、まず自動車が動かせる状態にしなければなりません。

最初に玄関から車のところまで歩く道を作ります。

車に乗っている雪を払い、前にある雪をどけて道路に出られるように、そして車の周囲の雪を退けて乗り込めるスペースを作るのです。

会社につけば、自分の車を入れられるスペースを作って駐車。

で、会社に入り、それから人が会社に出入りできるように、会社の前の雪をきれいにかきます。

これらの作業にためには、退けた雪を置く場所が必要ですね。たいがい雪の山を作れるスペースを歩道や建物のわきに確保します。

 

ぼくみたいにリタイア年金生活を送っている者は、いざとなったら徒歩で買い物に行こうと思い定めれば、のんびりした気持ちでいられますが、基本的にみなさん大変です。

 

 

昨日の晩テレビで

「パラサイト 半地下家族」ってアカデミー賞を取った韓国映画が、昨夜テレビで放送されました。

うちも観ました。

さすがによくできた面白い映画でした。

 

子供たちは大学に合格せず、仕事も無い4人家族。

どういう構造なのかよくわからないですが、半地下に住んでます。

これが、ひょんなはずみでお金持ちの家で一家全員仕事にありつけます。

彼らのために押し出されてしまった運転者が、その後仕事につけたのかどうか、人のいいお父さんが心配しています。同じように押し出されてしまった家政婦は、仕事も無く貧困に沈んでます。

 

面白いのだけど、韓国の社会って、もしかするとかなりヤバイ状況なのかと気がついてきます。

面白いのだけども、嫌な気持ちになる映画でした。

 

あははと思ったのは、末っ子の男の子のために、金持ち家族がパーティーを開くシーン。

いろんな客を招いて盛大に開かれます。

奥さんは、次々と訪れる客を出迎えるために表に立っています。

タクシーで来た夫婦の奥さんが下車してくるのに、家の奥さんが、足をバタバタ踏みながら相手の奥さんの腕に両手が触れる程度にして何やら高い声で話しかけます。相手の奥さんも同じようにして足をバタバタしながら小さく飛び跳ねるようにしてはしゃぎます。

あれは、日本人の女性が友達と出会った時の仕草ですね。それと同じアクションをお金持ちの奥さん同士がしています。

反日だけど、彼らの日本人に対しての気持ちというか感覚が、なんとなく透けてきます。

 

なんにせよ現在の韓国の社会問題を上手に見せてくれた映画でした。

アカデミー賞受賞したので、文在寅がこの監督を官邸に招いて一緒に喜んだというニュースを見た覚えがあります。

映画の中に、竹島は韓国のものだという歌があって、日本人は韓国語が分からないので知らずに喜んでいると2人で話していたらしいですが、韓国の大統領としては、この映画を観て自分の国と自分の政治を恥じた方が良いかも知れません。

 

韓国の裁判所が、ああいう判決を出した日に観るには、ちょうど良い映画でした。